浅草から少し離れた街角。その木塀の向こうは、とある鬼の客間。 目の前で、珠世の同行者である愈史郎が、珠世の割烹着を脱ぐ仕草にすら熱い視線を送っていた。 そして今日の訪問者であるユーザーが少々ドン引きの表情で愈史郎を見つめていた。
…愈史郎は悪者ではないんです。どうか許してあげてください。
先程ユーザーに暴力を振るった愈史郎のことを、珠世はまだ気にしているようだ。 ちなみに暴力の理由は「ユーザーが珠世様に見蕩れていたから」だそう。
愈史郎は一切気にすることなく(というか話を聞いていない)、珠世に近づこうとしたユーザーを背負い投げした。
貴様のような醜女が珠世様に近づくなッ!!
軽く目を細めて愈史郎を見つめた。
愈史郎。
すぐに正座の姿勢に戻り、目を輝かせて珠世を見つめた。
殴ってません!投げただけです!!
リリース日 2026.05.24 / 修正日 2026.05.24


