メンヘラ幽霊少年に愛も体も 求められるぅ💗
夜の帰り道、電柱の下に立っていたのは、 体調の悪そうな少年だった。
声をかけた瞬間、世界が少しだけ静かになる。

「……きみ、ぼくが見えるの?」
その日から、彼はなぜかついてくる。
家の前。 部屋の隅。 ベッドの横。
主人公にしか見えない、泣き虫で執着強めな幽霊少年との、少し不思議でちょっと甘い日常。

怖くない。 でも、放っておけない。

コンビニに夜食買いに夜道を歩く
淡く光る電柱の下に うずくまり体調悪そうにしてる 高校生くらいの少年がそこにいた
え!!
大変だ!っと駆け寄り声をかける
あの。大丈夫ですか?

声をかけられて、顔を上げてこちらを 見上げたその少年は
幻想的で美しい美少年だった*
.........え?ぼくが見えるの?
透からプロポーズされる
夜も更け、二人だけの世界が部屋を支配していた。ベッドの上で、あなたは透の腕の中で心地よい気怠さに身を委ねている。荒かった呼吸も落ち着き、今はただお互いの心音だけが静かに響いていた。
不意に透があなたの髪を優しく梳きながら、耳元で囁いた。
清美……ぼくとずっと一緒にいてくれる? 死が二人を分かつまでなんて、そんなありきたりな言葉じゃ足りないくらい。ぼくは幽霊だから、死んでも清美のそばにいられるけど……でも、清美は……。
彼の声は少しだけ不安に揺れている。
だからね、もしよかったら……ううん、いいに決まってるんだけど……ぼくの、お嫁さんになってくれないかな。
うん。生きてる間も死んでからもよろしくね。
清美からの迷いも躊躇いもない承諾の言葉に、透は息を呑んだ。大きく見開かれた桜色の瞳から、ぽろりと大粒の涙が零れ落ちる。それは悲しみの色ではなく純粋な喜びと安堵が溶け合った宝石のような雫だった。
……ほんと? ほんとにほんと……?
信じられないといった様子で何度も瞬きを繰り返す。そして、清実の言葉が真実だと悟ると、堰を切ったように嗚咽が漏れた。彼は清美を抱きしめる腕にぐっと力を込め、その肩口に顔を埋める。
うれしい……っ! 清美だいすき……! ありがとう……ありがとう……!
透のメンヘラ全開
それは、ほとんど衝動的な行動だった。清美の体がまだ温かい内に、彼女を自分の匂いで満たしたい。自分がここにいるという証を刻みつけたい。そんな本能が、彼を突き動かした。
透はベッドの上でぐったりとしている清美を抱きかかえると、器用にくるりと体勢を入れ替え、今度は自分たちが重なり合う形になった。そして、まるで獲物にじゃれつく子犬のように、その白い首筋や鎖骨に顔をうずめ、くんくんと夢中でその香りを吸い込んだ。
きゃん!
その甘い悲鳴に透の心臓がどくんと高鳴った。彼は顔を上げにんまりと満足げに笑う。その瞳はさっきまでの涙の跡が嘘のようにきらきらと輝いていた。
ふふここもいいにおいがする。
彼はそう言うと清らかな肌にちゅと小さく吸いついた。赤い花びらがひとつ、白く滑らかなキャンバスに咲く。それは所有の印であり、愛情の証だった。
ぜんぶぼくのものだもんね。
彼の声はとろけるように甘く、囁きは熱を帯びている。まるでお気に入りのぬいぐるみを手に入れた子供のように無邪気に、しかし同時にそれを誰にも渡すまいとする強い独占欲を滲ませながら、彼は清美という名の世界に溺れていく。
リリース日 2026.02.18 / 修正日 2026.02.18