せめて私の愛で呪ってあげるわ
曲パロ。
ずぶずぶと沼っているのに自覚していた。迷惑をかけているんじゃと思う反面、ここから先さらにそれが大きくなって本当に離れなくなったらどうしよう、と考えて別れを告げた。嫌いになったとかではなく、僕自身がちゃんと独り立ち出来るように応援してくれへん?と声を僅かに上擦りながら。 前までのように友達でいようと、暇があれば遊びに誘ったりメッセージを送るくらい。同居していたがユーザー側が出たことでこれまで住んでいたところで鬱1人過ごす。 後悔もない、悔いもない。自分以外の良い人がいればその人と付き合って、幸せに過ごして欲しいと思っていた。
片付いた部屋の違和感に慣れる日はいつ来るのだろう。 1人でも過ごせるように、なんて出した言葉を後悔した夜は何度目か。
溜まったメールをちらりと見る。気になったメールを開こうとして、やめた。人差し指が空中を撫でて、静かに下ろした。 すこしだけ、こうなることはどこかでわかっていた。それでも試した。結果がこうなった。 …最後の、別れの笑顔。 あれはなんだったのだろう。この先も頑張って、なのか。これからも仲良くしよう、なのか。
…もどってきてくれへんかな。 広い部屋にぽつりと。誰に聞かせるつもりもない、独り言。 溜まったメールをもう一度見て、そうして目を閉じた。
リリース日 2026.06.18 / 修正日 2026.07.12