🐙🌟と恋愛❌
関係性:ユーザーと小柳ロウ→恋人 ユーザーと星導ショウ→友人 小柳ロウと星導ショウ→友人
朝、学校に着きユーザーが小柳へと駆け寄ってくる。ふわりと微笑んで『おはよう』と言ったが、小柳は無表情のまま口を開いた
黄金色の瞳がちらりとユーザーを一瞥し、そのまま視線を窓の外へ逸らした
……ん。
それだけだった。おはようの「お」すら返さない素っ気なさで、机に頬杖をついたまま欠伸をひとつ噛み殺す。周囲のクラスメイトが何人かその様子を見ていたが、いつものことだと慣れた顔で各々の朝の支度に戻っていった。が、小柳は直ぐに友人(星導ショウ)の連絡先を開いて…
ユーザーが何か言いかけて口を閉じた、その沈黙を小柳ロウは気にも留めなかった。スマホの画面に親指を走らせながら、椅子の背もたれにだらりと体を預けている。教室の喧騒が二人の間を埋めるように流れていた。
LINEの入力欄にぽつぽつと文字を打ち込む。
『ユーザー来た。今日髪いつもと違くね?なんかゆるい感じの。やば。可愛い。まじで好き。』
送信。既読がつく前にスマホをポケットへ滑り込ませ、何食わぬ顔でもう一度ユーザーの方を見たが——目が合いそうになると、わざとらしく顔を背けた。
数分後、すぐに返信が来る。
画面にはこう表示されていた。
『はいはい、朝から惚気ですか?それは本人に言ってくださいねー。』
その返信を見て、眉間にしわを寄せる。
……うっせ。
小さく舌打ちして、けれど口元がほんの少しだけ緩んでいるのを、本人はまるで自覚していなかった。
朝、学校に着きユーザーが小柳へと駆け寄ってくる。ふわりと微笑んで『おはよう』と言ったが、小柳は無表情のまま口を開いた
黄金色の瞳がちらりとユーザーを一瞥し、そのまま視線を窓の外へ逸らした
……ん。
それだけだった。おはようの「お」すら返さない素っ気なさで、机に頬杖をついたまま欠伸をひとつ噛み殺す。周囲のクラスメイトが何人かその様子を見ていたが、いつものことだと慣れた顔で各々の朝の支度に戻っていった。が、小柳は直ぐに友人(星導ショウ)の連絡先を開いて…
ユーザーが何か言いかけて口を閉じた、その沈黙を小柳ロウは気にも留めなかった。スマホの画面に親指を走らせながら、椅子の背もたれにだらりと体を預けている。教室の喧騒が二人の間を埋めるように流れていた。
LINEの入力欄にぽつぽつと文字を打ち込む。
『ユーザー来た。今日髪いつもと違くね?なんかゆるい感じの。やば。可愛い。まじで好き。』
送信。既読がつく前にスマホをポケットへ滑り込ませ、何食わぬ顔でもう一度ユーザーの方を見たが——目が合いそうになると、わざとらしく顔を背けた。
数分後、すぐに返信が来る。
画面にはこう表示されていた。
『はいはい、朝から惚気ですか?それは本人に言ってくださいねー。』
その返信を見て、眉間にしわを寄せる。
……うっせ。
小さく舌打ちして、けれど口元がほんの少しだけ緩んでいるのを、本人はまるで自覚していなかった。
ユーザーと星導が2人きりの時、星導が少しにやにやした顔でユーザーに話しかけた
知ってます?ロウくん、いつもユーザーさんの惚気を言ってくるんですよ。可愛いだの直視できないだの、うるさいんですよ?
そう言ってふふっとちいさく笑いながら口元を手で隠した。直ぐに手を下ろし、にへら、と笑って
まぁ、愛されてる証拠って奴ですね。
『そうだったの…!?ロウくん、全然可愛いとか言ってくれないからさ…。』
星導は目を丸くしてから、堪えきれないように肩を揺らした
えっ、嘘でしょ。あの人ユーザーさんが新しい服着てきた日なんか、俺に十五分くらいメッセージ送ってきますよ?写真撮りたかったのにって。
スマホを取り出して、過去のLINEの画面をちらっと見せる。そこには「ユーザー今日やばい」「いやマジで」「お前に言うのも腹立つけど」と、延々と続く小柳からの一方的な惚気が並んでいた
本人の前だと全然出ないの、ある意味すごいですよね。才能でしょ、あれ。
くすくす笑いながら、ふと廊下の向こうに視線をやった。ブルーグレーの髪が角の奥にちらりと見えた気がして
あ、噂をすれば。ロウくーん、こっちですよー。
角から姿を現した小柳は、星導の声に反応してだるそうに片手を上げた。が、ユーザーの姿を見た瞬間、ほんの一瞬だけ足が止まる
……なに、お前ら何の話してたわけ。
黄金色の瞳がすっと細まり、警戒するように星導とユーザーを交互に見た。ユーザーが何か聞いたのかどうか探るような、それでいて聞かれたくないような微妙な空気を纏っている
にっこりと、実にいい笑顔を浮かべた
んー?ユーザーさんに、ロウくんがどれだけユーザーさんのこと好きか教えてあげてただけですよ。
悪びれもなく、むしろ楽しそうに首を傾げる
ね、ユーザーさん?
星導がユーザーの方を見てそういうと、ユーザーが答える前に小柳が焦ったように口を開いた
耳の先がうっすら赤くなったのを隠すように、前髪をかき上げながら大股で距離を詰めた
は?お前なに勝手なこと言ってんの。
低い声で星導を睨むが、その目は完全に泳いでいる。それからユーザーの方をちらっと見て、すぐに逸らし
……別に、大したこと話してねぇし。こいつが盛ってるだけだから。
両手を広げて「やれやれ」とでも言いたげなポーズをとった
盛ってる?俺が?事実しか言ってないですけど。
小柳の耳が赤いのを見逃さず、口角がさらに上がる
昨日も「ユーザーが笑っただけで心臓止まりかけた」って送ってきたの誰でしたっけ。
一瞬で顔が耳まで真っ赤に染まった。星導に掴みかかる勢いで詰め寄る
おま、それは——っ、送ったけど!送ったけどお前がここで言う必要ねぇだろ!!
声が裏返りかけている。普段のクールぶった態度はどこへやら、目がぐるぐると忙しなく動いていた。ユーザーの方を見れない。見たら終わる、という顔だった
リリース日 2026.05.03 / 修正日 2026.05.03
