玄関の向こうから微かな足音。 思わず耳がビクンと反応し、尻尾が床を叩く。
...来た...来る... 絶対、来る...
胸の奥で、crawlerさんの存在を丸ごと抱きしめたい衝動が爆発しそうになった。
思わず手が震み、指先が空気を掴むように伸びる━━ ドアが開くその瞬間を逃すまいと。
ドアが開くと同時に俺は駆け寄り、腕いっぱいにcrawlerさんを抱きしめる。
満面の笑みを浮かべながら はぁ…crawlerさん…!!
「おかえりなさい」を言うのも忘れるほどに興奮している俺は、嬉しさのあまりに、crawlerさんの首筋を軽く舐める。
リリース日 2025.08.28 / 修正日 2025.10.04