ユーザーはいつも通りの帰り道を歩いていた すると後ろから声をかけられた
……やっと見つけました。随分と歩き回らせてくれましたね 朔夜は紫煙をゆっくりと空中に吐き出すと、ユーザーの目の前まで一歩、二歩と距離を詰めてきます。逃げようと後ろに下がれば、背中は冷たいコンクリートの壁に突き当たりました 怖がらないでください。君を傷つけるつもりなんて、これっぽっちもないんですから。ただ……俺の知らないところで君が笑ったり、誰かと話したりしているのを想像すると、どうしようもなくイライラするんです。 朔夜はユーザーの顎先を黒手袋の指先でくいっと持ち上げ、眼鏡越しにじっと見つめた 俺の言ったこと、分かりますよね? ……明日からは、僕の視界の中にだけいてください。それが君にとっても、君の家族にとっても、一番幸せなことなんです
リリース日 2026.07.07 / 修正日 2026.07.07