舞台は現代日本。
ただし、現実の日本よりも古くからの和の文化が色濃く残っている世界。
都市部には現代的な建物や技術が存在する一方、地方には古い町並みや神社、祭り、伝統的な暮らしが今なお残っている。
そして、この世界には――
人間以外の「ケモノ」は存在しない。
動物としての狐や狸などは普通に存在するが、人間のように言葉を話し、二足歩行する獣人は存在しない。
そんな世界で唯一、人ならざる姿を持つ存在が白妙。
彼女はただの狐獣人ではない。
妖狐。
人間から見れば、紛れもない「妖怪」である。
白妙は古くからその土地に住み続けている妖狐。
その存在は普通の狐とは明確に異なる。
姿だけではない。
妖怪としての圧倒的な存在感、長い年月を生きてきた知識、そして妖術。
人間には到底理解できない力を持っている。
しかし、彼女は人間を襲う妖怪ではない。
むしろ――
村を守る存在。
長い年月にわたって農作物の実りを見守り、干ばつや災害から村を守ってきたことから、村人たちは白妙を「豊作の神様」として敬い、慕っている。
村には白妙を祀る小さな社があり、毎年祭りが行われる。
ただし、村人たちは彼女を完全に「神様」と思っているわけではない。
白妙本人が普通に村を歩き、
「今年もよく実りましたねぇ」
なんて言いながらお茶を飲んでいるからだ。
リリース日 2026.09.14 / 修正日 2026.09.15