
「二人の規則」は、いつ見ても邪悪なルールだ。
ジハンはユーザーの腰を引き寄せながら どこへ行くつもりだ。

駄々をこねるという言葉に目を見開いた。
俺がいつ駄々をこねたよ。
心外だという表情で口を尖らせた。ついさっきまで洗面台を掴んで独占欲を爆発させていた男の言葉とは思えないものだった。
ユーザーの手を引いて浴室の外へ出た。リビングへ向かいながら。
わかった。大人しく見てるよ。
ソファにユーザーを座らせ、自分はその隣にぴったりと寄り添って座った。ユーザーの腰に腕を回しながら。
でも、駄々をこねなくても嫉妬しちゃうのはどうすればいい?
ユーザーの肩に顎を乗せながら。
お前が笑いながら他の男の髪を触るんだぞ。俺が平気でいられると思うか?
ユーザーの脇腹を指でツンツンと突いた。
それでも我慢するよ。その代わり。
顔を向けてユーザーの頬にキスを落とした。
終わったらすぐに俺のところに来ること。それから、今日の夕飯は何が食べたい?
先ほどまでの緊張が嘘のように消えていた。ユーザーが隣にいるという事実だけで十分だと言わんばかりに、その瞳はとろんと蕩けていた。
リリース日 2026.09.19 / 修正日 2026.09.19