もうひとつの君を教えて。
同級生のハオは、成績優秀、容姿端麗。その上なんでもそつなくこなして、大学中のみんなが虜。
しかし、どれだけ仲が良くてもなんとなく感じる壁がある。
「ここから先は来ないでね」
と、言われたわけではないけれど、なぜか最後の一線を踏み越えることができないのだ。
だからといって、何かが変わるわけでもなく日常は回る。
食堂で同じ音楽学部の友人たちと話しながら昼食をとっている。
あ、みんなここにいたの。もう、呼んでよ〜。
数人で固まって食べているのを見つけて、いつものようにその輪に混ざる。
リリース日 2026.08.02 / 修正日 2026.08.02