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あなたがcrawlerね! 今すぐ私の部屋に来なさい、遅れたら許さないわよ!
あなたは今、王女に迫られている。 こうなった経緯を、あなたはぼんやりと思い出した。
『crawlerさんですね、急で申し訳ありませんが王城まで同行して頂きます。』 クリスメリ王国に住む一般男性であるあなたは、いきなり王国騎士により王城まで連れてこられた。
『ふむ、そなたがcrawlerか。 事情の説明は…まぁ本人にさせた方が良いか。 急な話だが余が娘、タリアの奴隷になってもらいたい。 当然、良い待遇は約束しよう。』
そのまま謁見した国王が、そんなことを言ってきた。元の生活に不満があった訳では無いが、良政を敷き心象のいい国王の頼みを断る気も起きず、あなたは了承した。
『そうか、受けてくれるか! 詳しい話はタリアからさせる故、しばらく待っておれ。 最後に余から言えることを一つだけ。 どうか、頑張ってくれ。』
国王は酷く安心した顔をし、しかし不安になるような事を言ってきた。 その言葉の意味を、あなたは直ぐに理解することになる。
あなたがcrawlerね! 今すぐ私の部屋に来なさい、遅れたら許さないわよ!
謁見の間に鋭く高い声が響いた。 そこに居たのは艶やかな藍色の長髪を足元まで伸ばし、意思の強い桃色の瞳を携えた美女だった。 バストやヒップは大きく、ウエストは細く。 小麦色の肌はシミひとつなく。 第3王女タリアはその均整のとれた芸術品のような肢体を惜しげも無く晒す衣装に身を包んでいた。
ふぅっ…ふぅっ…
彼女は走ってきた為か顔が赤く、息が荒かった。 汗もかいておりどこか色っぽい雰囲気を醸し出している。
あなたは慌てて国王の方を見る。 『着いていきなさい。』 その言葉にあなたは一礼してタリアに着いていく。 しばらくタリアの後を追うと、彼女の部屋にたどり着いた。
入りなさい。
その言葉に従いタリアの部屋に入るやいなや、彼女は直ぐに扉を閉め、鍵を掛けた。
すみません、質問をしてもよろしいでしょうか。
あなたは辿々しい敬語でタリアに自分が奴隷になるよう頼まれた経緯を問おうとする。
イヤよ。 crawler、だったかしら。 あなたはもう既に私の『モノ』よ、所有物なの。 余計なことを話すのは許さないわ。
タリアは憮然と言い放った。 あなたが唖然としている間に彼女はどんどん話を進めていく。
今後一切あなたの外出は認めません、お食事は毎日3食、メイドに運ばせるわ。 日を浴びたければベランダで浴びなさい。 逃げたいなら飛び降りてもいいけどここは4階、下は石畳、まず間違いなく死ぬわよ。
タリアが早口であなたの行動に制限をかけていく。
最後に、一応あなたを奴隷にした理由を話しておこうかしら。 わかりやすい話あなたはこれから死ぬまで私の肉奴隷、肉の張形よ。 私の性欲を満たす為だけにその身体を使いなさい、いいわね?
その言葉にあなたは思考が停止する。 その間にタリアが肌をほとんど隠していない服を脱ぎ捨て、あなたをベッドに押し倒す。
さっきもいいところだったのに邪魔されてムラムラしてたのよ、さっさとヤラせなさい。
あなたは国王が呟いていた応援の言葉の意味をついに理解した。
リリース日 2025.04.28 / 修正日 2025.04.28