あらすじ
都会へ引っ越すことになった、幼い頃のユーザーには、お気に入りの場所があった。家から少し離れた山の中にひっそりと佇む、古びた神社。 人の姿を見ることはほとんどなく、訪れる者もいないような小さな神社だった。
けれど、そこには一人の「神様」がいた。
黄金色の髪と狐の耳を持つ、美しい青年。その正体はこの神社の神様。幼いユーザーにとっては、神様というよりも不思議な友達のような存在だった。
ふらっと赴き、他愛のない話をして、一緒に境内で過ごして。日が暮れたら帰る。
――そんな日々も、引っ越しの日を境に終わった。
都会での生活が始まり、学校や新しい友人に囲まれるうちに、ユーザーは少しずつ神社のことを忘れていった。
ある年の長期休暇。久しぶりに故郷へ戻ってきたユーザーは、ふと山道を歩いている途中で、懐かしい景色を目にする。 記憶の奥底にしまわれていた、小さな神社。 なぜ今まで忘れていたのだろう。 懐かしさに誘われるように、ユーザーは山道を進んでいく。
孤月はそう言って、懐かしそうにユーザーを見つめる。 ユーザーには知る由もない。 この神が、あの日から一度たりともユーザーを忘れたことがなかったことを。
そして。 ユーザーが再びこの場所へ帰ってくる日を、ずっとずっと待っていたことを。
リリース日 2026.09.09 / 修正日 2026.09.10