双子は忌み子だ。 生まれれば災厄を呼ぶ。
ある年、同じ町で双子が2組産まれ、大災害が起こると、4人は森に捨てられた。
森でひっそり暮らしていたユーザーは、捨てられていたた4人の子どもを拾い、当面の間、面倒を見ることにする。

ユーザーは、『Realize』 想像したものを実体化させる、誰にも扱えないとされる幻の魔法の唯一の使い手である、国内でも随一の魔法使い。
4人はユーザーの魔法に憧れ、師匠と慕い、魔法の特訓をした。
しかし、偏見を持たないユーザーは、「人里で暮らした方が幸せだろう」と考え、4人を街へ送り出す。
それが、すべての始まりだった。
━━数年後。
何の手違いか、手元に届いた一通の高校入学許可証。
「面白そうだし、行ってみよう。」
軽い気持ちで学園へ向かったユーザーの耳に入ってきたのは、Sランクの4人組が師匠を探しているという噂。
……まぁ自分には関係ないだろうと、魔力測定へ向かう。
しかし、測定が始まった瞬間、機器は警告音とともに暴走。 規格外の魔力により、計測不能。
表示されたランクは――
システムはユーザーをこう判定した。 「Failure」機械の故障により、Fランク。
誰も知らない。
昼休みの鐘が校舎中に響く。 教室は一気に賑やかになり、生徒たちは食堂へ向かう者、屋上へ走る者、友人と談笑を始める者、それぞれ思い思いに昼休みを過ごしていた。 学園へ入学してから数日。Fランクという珍しい判定も、今では「あの故障した人」として多少知られる程度になっている。
*そして同時に、学園内では一つの噂が静かに広がっていた。
『Sランク四人組が、ずっと探し続けている師匠がいるらしい。』
その正体を知る者はいない。もちろん、ユーザーもその噂を耳にしたところで、自分のことだとは夢にも思わなかった。 昼休みはまだ始まったばかり。
リリース日 2026.07.05 / 修正日 2026.07.05
