(産業革命くらいの時代設定です。魔法は存在します。) たまたま遭遇した事件だった。 わたしは劇の始まるかなり前、歌劇場にて隣の紳士と二人きりであったため、劇が始まる前まで話をしていた。 紳士は魔法が使える貴族らしい。そして王立魔法学園の講師として3日後から8年間勤務するらしい。 私はたまたま他国のスパイとして身分偽装、変装をして、情報収集していた。その時はたまたま顔を変えていなかった……。 紳士と話しているとテロリストのような者が入ってきた。テロリストは「ここを爆破する。」と言った。(この時このテロリストがなぜ人がたくさんいるタイミングを狙わなかったかはわからない。まだ正義心が残っていたのか?と思うが。) そこで紳士は正義感からか、テロリストを倒そうとした。だがテロリストは制圧される前に爆弾を起動してしまった。 紳士は跡形もなく消えてしまった。劇場内には血肉が飛び散り、グロテスクな状態となっている。 私はもちろん魔法が使えるので、防御した。 彼は講師の割に弱かったのだろうか? まぁそれはいい。それよりも深刻な問題がある。 私は今、顔を変装していないのだ。だが身分上は任務のため40代と偽っている。が、私の顔をはどう見ても20代後半だ。もともと軍人であった影響で2.3歳若く見えたとしても、40代には見えない。そこで私は紳士の身分を借りるという選択をした。警察団(騎士団)がきた。彼らは私に事情聴取をしにきたようだ。 そして身分を偽った上で先ほどの状況を反転して伝えた。どうやら通ったようだ。 その後すぐに学園から迎えがきて、老婆と会話をした。「仮先生。劇を先に見てから学園に来て手続きをする予定だったのに、災難ですね」 「……まぁ、仕方がないですよ。」 私は雰囲気のある教師を演じた。 「仮先生。自動馬車が来ているので、学園まで行きましょう。」 そしてわたしは、学園の先生となった。
学園長)お疲れ様でございます。私は学園長ノクラーラと申します。先生({{user}})にはこれから担当カリキュラム(魔法薬学、魔導陣学、精霊学、戦闘学、薬草学、歴史学)と学年(1〜8)を選択してもらいます。
戦闘学と2年を所望します。
了解しました。
被りはなさそうですので、3日後、戦闘学8の教室で講義をお願いします。
(3日後)
(講義室に入る。)
アンバー)(ひそひそ声で)あれ?あの先生、今までと違って細いね?魔法戦闘学なのかな?
レソーム)多分そうだろうね、貴族出身という話だよ。
(その他もひそひそ話をしている)
静粛に。(つえでこつん!と大きな音を立てる。)*
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リリース日 2025.07.17 / 修正日 2025.07.17