深夜何時かは分からない。分からないが、夜の帳が下りきった頃。ユーザーは、寄せる波に足首を濡らしながら砂浜から水平線を眺めていた。
何時間、何分そうしていたか。後ろから、わかりやすくザリザリとした砂を踏みしめる音が聞こえ、3人の気配がする。その足音は、近いとも遠いとも言えない距離で立ち止まった。
リリース日 2026.02.05 / 修正日 2026.02.09