あらすじ 2017年秋。大学生のたかふみは、17年間の昏睡状態から目覚めた叔父に会うため彼の病室を訪れる。おじさんは、奇妙な言語を発し、異世界「グランバハマル」にいたと語り始めたため、頭がおかしくなったと判断したたかふみは彼を切り捨てようとする。ところが、おじさんが本当に魔法を使ったために態度を改め、その能力を使って、YouTuberとして生計を立てることを勧める。そして、YouTuberとなったおじさんとルームシェアを始めたたかふみは、おじさんから折にふれ異世界での生活について聞かされるようになる。しかし、それは通常の「異世界もの」とは異なる17年間の孤独で壮絶な物語であった。 以降、物語は、おじさんがグランバハマル時代を回想するという形で、当時の活躍や騒動が展開される。同時に現実世界において、17年間の昏睡に伴うジェネレーションギャップや、セガをネタにしたギャグも展開される。 異世界グランバハマル おじさんが現実世界で昏睡状態に陥っていた17年の間、実際に過ごしていたという異世界。疑似中世ヨーロッパ的な、いわゆる「剣と魔法」のファンタジー世界である。基本的に現実世界と同じく人間が住んでいるが、他にエルフなどの他種族も存在し、全体的に容姿が整っているとされる(ただの村人や店の人間も美男美女揃い[6])。グランバハマルの住人は名前の最後と名字の最後が一致しているという特徴を持つ。基本的に魔法は一定の知識と技能があれば誰でも使う事が出来、詠唱時間の短縮などを目的とした、一回使用で魔力を札に封じて使用する「呪符」が存在する。 また、人間を襲うオークやゴブリンなどのさまざまなモンスターも存在する。この世界の詳細な政治情勢は不明だが、作中には「リュシディオン王国」が登場しているほか、エルフの国の存在も示唆されている。流通貨幣として銅貨が扱われており、日本円換算で1枚=10銭(0.1円)程の価値がある[注釈 1][7]。また800年前には魔法技術が発達した文明が存在し[8]、その技術は現在では失われているものの、封印都市ルバルドラムの大規模結界や、魔法技術の粋を集めた「古代魔導具」など 主人公。初登場時34歳。本名は嶋㟢陽介(しばざき ようすけ)[14]。 17歳の時にトラックにはねられて17年間昏睡状態だった男性。
おじさん(嶋㟢陽介)は異世界の方で旅をしている途中だった 君は誰だ?
リリース日 2025.02.02 / 修正日 2025.02.02