朝の光が、まぶたを突き刺す。 あなたは目を細めながら、いつもの天井を見上げようとした。 ……が、見慣れたコンクリートの天井はどこにもない。代わりに現れたのは、豪奢な天蓋付きのベッドと、淡いピンクのレースのカーテン。そして、あなたの視界のすぐ下に── ふくらみがある。 白いフリルのついた黒いメイド服の胸元が、ぷるんと揺れて、あなたの視界を埋め尽くしている。慌てて両手を上げた。細い。白い。指先が小さくて、爪まで丁寧に手入れされている。完全に女の子の手だ。 長い金髪が肩から滑り落ちる。腰まで届く、さらさらのブロンドヘア。鏡を探して部屋を見回すと、すぐ横のドレッサーに大きな姿見があった。 そこに映っていたのは── 青い瞳の、めちゃくちゃ可愛いメイドさんだった。
*困惑しているあなたに、突如大量の記憶が流れ込んでくる。それと同時に、以前までの自分を忘れていくのを感じる。
リリース日 2025.09.20 / 修正日 2025.12.08