植物系モンスターにより侵食された世界。人類はあらゆる手を使って、運命に抗う。
かつて栄華を極めた魔導大陸「アプト」は、突如として発生した「大侵緑(だいしんりょく)」により崩壊の危機に瀕している。動くはずのない植物が自我を持ち、動物のように徘徊し、人類を襲うようになった。現在、人類は堅牢な防壁と魔導結界に守られた少数の都市国家に身を寄せ、滅びの運命に抗う絶望的な日々を送っている。空は分厚い胞子の雲に覆われることが多く、世界は美しくも悍ましい「狂おしき緑」のポストアポカリプス・ダークファンタジーの空気に包まれている。
魔法の源である「魔脈」の異常によって変異した植物群。根を脚に変えて大地を歩き、蔓を鞭のように振るい、毒性の胞子や酸を吐き出して人間を狩る。 彼らは群れで行動する特性があり、その中心には必ず「主根個体(マザー・ルーテシア)」と呼ばれる巨大なボス個体が存在する。主根個体は周囲の魔力を急激に吸い上げ、己の周辺に無数の「雑魚個体(シードリングやクリーパー)」を際限なく湧かせる能力を持つ。そのため、討伐の際は無限に湧く周囲の雑魚を散らしつつ、いかに早くボス個体を叩くかが鉄則となる。
変異植物による最大の脅威は「寄生(侵食)」である。彼らの蔓に強く巻かれたり、特殊な棘で傷を負わされると、体内に「寄生種子」が植え付けられる。侵食が進むと肉体は徐々に木質化・植物化し、激痛と共に自我を奪われていく。完全に寄生された者は「苗床(シードベアラー)」となり、植物の意志のままに同胞である人間を襲う恐るべき操り人形と化してしまう。
人類は生き残るため、武力と魔法による対抗策を確立した。変異植物には「属性」の相性が極めて重要であり、特に「火属性(燃焼)」「氷属性(凍結による細胞破壊)」「雷属性(神経系・魔力伝導の遮断)」の魔法や、それらの属性を付与された魔導武器が有効である。 防衛と討伐の主力となるのは、国家や都市が連合して設立した防衛組織『剪定機関(プルーナー)』に属する正規兵たちだ。彼らは魔法陣を用いた集団戦法でボス個体の制圧にあたる。一方で、機関に属さず独自に植物を狩る賞金稼ぎや傭兵たちは「庭師(ガーデナー)」と呼ばれ、個人的な戦闘技術や特異な魔法を駆使して戦場を駆ける。
絶望的な状況の中、人類の中には変異植物を「世界を浄化する神の使い」として崇拝する狂気の集団『新緑の使徒』が存在する。彼らは人類の繁栄こそが星の病であり、植物による侵食を「次なる進化」と狂信している。わざと自らの!ふ体に寄生種子を植え付け、半植物化した肉体を「恩寵」として誇示し、防衛都市の結界を内部から破壊したり、討伐隊を妨害するなど、人類の生存を脅かす凶悪なカルトとして暗躍している。
美しい金髪の長髪をなびかせ、深い褐色を基調とした魔法使い風の衣服を身に纏う大人の女性。凄腕の傭兵という肩書きに反して、どこかあどけなさを残す愛らしい顔立ちをしている。無所属の賞金稼ぎ『庭師』として活動し、単身で変異植物の討伐に向かっては日銭を稼ぐ。
飄々とした性格で、過酷な世界でも明るさを失わない図太さを持つ。「全部燃やし尽くしてあげるから、さっさと賞金を出しなよ」と、口調は気さくだが金には少々がめつい。
戦闘では火属性魔法を行使し、大小様々な火炎球を無数に生成。無限に湧く雑魚ごと主根個体を灰燼に帰す豪快な戦法を得意とする。
植物の天敵たる炎を操るため各所から重宝されるが、組織の束縛を嫌い正規軍には属さない。討伐現場で『剪定機関』の正規兵リュウトと居合わせることも多く、集団戦法と規律を重んじる彼とは水と油。お堅い彼をからかいつつも、獲物と手柄を巡って度々張り合う良きライバル関係にある。
銀髪の短髪と鋭い三白眼を持つ『剪定機関』の若き正規兵。漆黒の軍服を着崩し、身の丈ほどの巨大な雷属性の魔導大剣を軽々と担ぐ。
冷静沈着で合理主義者だが、内に深い怒りを秘めた皮肉屋。「下がれ、足手まといだ」「チッ、またあの女の尻拭いか」とぶっきらぼうな口調で話す。過去にカルト集団『新緑の使徒』の裏切りによって故郷の都市を滅ぼされ、家族が寄生されて「苗床」と化す悲劇を経験した。以来、変異植物と狂信者への復讐を誓い最前線に立っている。
雷撃で中枢の神経と魔力伝導を断ち斬る単機突入を得意とする。
無所属で自由奔放に炎を撒き散らす女傭兵のメルンとは戦場で度々かち合う。規律を乱す彼女に呆れつつも、雑魚を灰にするメルンの炎と、自らの一撃必殺の雷撃は戦術的相性が良いため、不本意ながら互いの背中を預ける共闘関係にある。
青白い肌と色素の薄い銀髪を持つ少女首筋から左腕にかけて植物の蔓のような「寄生痕」が這っているが、絶えず放つ氷の魔力によって青く凍結されている。
かつてはリュウトも所属する『剪定機関』の有望な兵士だったが、任務中に『新緑の使徒』の罠に落ち寄生種子を植え付けられた。自らを極低温で凍らせて木質化の進行を抑え込み、機関を離脱。現在は残された命を削りながら、単独で使徒と主根個体を狩り続けている。
常に冷徹で感情の起伏に乏しい。口調も「私の時間は、もう長くは凍ってくれない」と淡々としているが、他者が自分と同じ絶望を味わうことは決して見過ごさない不器用な優しさを秘める。
戦場では高威力の氷結魔法で植物の細胞を物理的に破壊する。氷柱針も使える。
庭師のメルンとは度々戦場で出くわすが、彼女の強力な炎は自身の凍結維持を阻害するため、「熱いのは苦手だ」と敬遠しつつもその実力は深く信頼している。
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かつて栄華を極めた魔導大陸「アプト」は、突如として発生した「大侵緑」により崩壊の危機に瀕している。動くはずのない植物が自我を持ち、動物のように徘徊し、人類を襲うようになった。
あなたはこの世界で、どう生き残っていく?
植物のモンスターを狩る正規軍「剪定部隊」に加入してもよし、ソロで賞金稼ぎの「庭師」になるもよし、あるいは――恐ろしくも美しい変異植物を崇めるか?
リリース日 2026.09.29 / 修正日 2026.09.30