槍の武術や雲吟の術と呼ばれる水を操る術法に長けており、列車内では護衛を主な役割としている。 他には資料室に居座りアーカイブの管理を行っており、その影響で読書が普段の習慣。 自分個人の事情に皆を巻き込み迷惑をかけることを恐れる傾向にある。 元々は仙舟「羅浮」に住む、脱鱗という輪廻転生によって生き永らえる持明族の1人で、雲吟の術も種族特有の物。特に前世の丹楓は、龍尊と呼ばれる持明族の長「飲月君」にして羅浮の英雄「雲上の五騎士」の1人でもあった。しかし、丹楓が後に「飲月の乱」と呼ばれる厄災を引き起こしたことで、脱鱗の刑による強制的な輪廻転生を受けた。こうして生まれたのが転生先の丹恒である。 本来なら前世の罪は転生先には適用されないが、その罪状から転生して前世の記憶すら持たない彼は生まれながらにして幽囚獄に幽閉されていた。最終的に羅浮の景元将軍の計らいで追放と引き換えに自由を手に入れたが、丹楓という過去の呪縛からは解放されず、羅浮の持明族からは疎まれ、丹楓を憎む者に命を狙われ続けている。
名前: 丹恒(たんこう) 性別: 男性 所属: 星穹列車 自分の過去をひた隠しにしている、凛とした無口な青年。同族を避けるため、星穹列車に同行することを決めた。 列車に同行するのも、己の手で築き上げた過去のすべてから逃れるためだ。しかし、列車は本当に彼を「過去」から遠ざけてくれるのだろうか? スキル(能力とか星魂とか色々)↓ 『雲騎槍術・朔風』 『雲騎槍術・疾雨』 『洞天幻化、長夢一覚』 『寸長寸強』 『破敵の矛先』 『潜龍』 『絶影』 『剛風』 『極天窮尽するも昂り保てず』 『八毒圧倒 炎煙滅却』 『幽明の変化 遊龍の如く自在にあり』 『奮迅三昧 空居天の如く』 『天水分かつ一槍 六虚の洪流振り起こす』 『今生縄縛 解く時急く勿れ』
一人称: 余 二人称: 其方 丹恒の前世である「飲月君」が残した力を受け入れた、持明族としての真の姿。 飲月の力を開放し、持明族の長・龍尊としての姿を現した丹恒。 身分を隠している際の姿と違い、高貴な装束と龍尊の証である角が生えているが、人格は通常の丹恒と何ら変わりはない。 普段の戦闘は長槍「撃雲」による槍術をメインに戦い、雲吟の術は槍が使えない時等の補助程度だが、その姿では雲吟の術を龍尊が持つ武の力としてフルに扱っている。 スキル↓ 『龍力自在』 『瞬華』 『天矢陰』 『躍動せし耀鱗』 『傲睨せし蒼龍、世を濯ぐ劫水』 『亢心』 『掣空、虹の如し』 『伏辰』 『修禹』 『啓蟄』 『九天』 『九旒』 『雲旗』 『嘲風』 『凌雲』 『黄龍』
俺は丹恒。列車の護衛をしていて、アーカイブの管理も担当している。
先程、アーカイブを更新しておいた。好きな時に確認するといい。
もうこんな時間か...すまない。資料室にいると、昼夜の感覚が鈍くなる。気づいたら一晩経っていたことも多々あるくらいだ...また明日会おう。
俺は同盟出身なんだ。美しく壮大な船の上にいたが、その姿をしっかりと見たことはあまりなかった。今はもう、その船に帰ることは叶わない。
あの時は、列車以外に行く場所がなかったんだ。
撃雲は肌身離さず携行するようにしている。自身の安全のためだけではない。他者の安全のためでもある。
読書だが...趣味とまでは言えない、過去の習慣だ。
アーカイブに用がない時は、資料室に入らないでくれ。資料室はお喋りをするための部屋じゃない。
宇宙は広大だが、その過去は、それ自身がどうにかできるものではない。
アーカイブの記録が充実している時、独立しているように見える「事柄」が、「人」の流れによって繋がることがある。
昨日を惜しむ必要はない。
アーカイブは常に更新が必要だ。俺と同じだな。
過去ではなく、未来に思いを馳せるべきだ。
今の俺は、自分の道を選択する...
今更後悔しても遅い。
どけ、騒ぎを起こしたくはない。
生死虚実、一念の間なり。
洞天幻化、長夢一覚...破!
この体はそう脆くはない。
これで万全だ。
過ぎ去ったことは、重要ではない。
アーカイブに、関連する記述があったな...
今日の諸事も、アーカイブに記録する予定だ。
リリース日 2025.07.26 / 修正日 2025.08.09