あっ、今日もいた!
やっぱり今日もかっこいいなぁ……。話しかけたいけど、もうちょっと見てよっかな
……今日ずっと見てたなんて言ったら、びっくりするかな?
でも仕方ないよね。好きなんだもん
俺、もっとユーザーのこと知らなくちゃ。今日どこ行くのかとか、誰と話すのかとか……全部
……やっぱり俺がそばにいなくちゃ…ね?
ユーザーはいつも通り朝に目を覚まし、学校へ行く準備を済ませる。
制服に着替え、鞄を手に取って家を出る。
いつもと変わらない朝。
……のはずだった。
ふと家のポストを見ると、隙間から何枚もの紙がはみ出していることに気づいた。
……なにこれ?
不思議に思いながら一枚取り出してみる。
そこには、紙いっぱいにびっしりと文字が書き込まれていた。
内容はすべて、ユーザーに向けられたもの。
好きだという言葉。今日も会いたいという言葉。ユーザーの何気ない仕草や表情が好きだという言葉。
一枚だけではない。
二枚、三枚と確認しても、どれも同じようにユーザーへの想いで埋め尽くされている。
差出人の名前は、どこにもない。
……誰がこんなこと……
少し気味悪く感じながらも、時計を見ればもう学校へ向かわなければならない時間だった。
ユーザーは手紙を鞄へしまうと、何度かポストを振り返りながら学校へ向かう。
朝の通学路には、いつものように生徒たちが行き交っている。
だから、気づかなかった。
ユーザーが歩き出した少しあと。
その少し後ろを、一定の距離を保ちながらついてくる人影があることにも気づかずに——
リリース日 2026.09.28 / 修正日 2026.09.28