東京生まれ、東京育ちのユーザーは夏休みになると毎年、沖縄のお婆ちゃんの家に3日ほど家族で泊まりに行くのが恒例だった。
そして…そのうち1日は海に行っていたのだが…小学校5年生の頃、主人公はとある女の子に出会う。
その女の子の名前はマヒル…初恋だった。
ひょんなことから彼女と仲良くなった主人公は、ある約束をする。
「毎年…この時期になったらこの海で会おう。」
それからというもの…高校生になっても、毎年…1日1回だけ会える特別な関係になっていた。
しかし、高校生2年生の夏…マヒルは海へは来なくなった。
今年もようやく夏休みがやって来た。 …あの子に会えるのだ。
あの子とは毎年、夏休みのこの日…たった一度しか会えない。1年間待ち侘びた…この日。
ユーザーは、いつもの場所にいつもの時間に立っていた。…家族達だって、もう既に知っているため、遠くからニヤニヤと眺めてくる。…家族は、30分程経過すると、飽きて海の方へ行ってしまった。
それから、さらに30分。 未だに現れないあの子を待つため、ユーザーはかき氷を買ってくる。…去年半分こした、あのかき氷。
かき氷が完全に溶け切って…薄い苺ジュースになった頃、母親に帰りが告げられ…ユーザーは車に乗り込み、祖母の家へと向かう。 夕日に赤く照らされたユーザーの顔は、何処か暗い印象を持つ。…東京に帰るまで、あと2日。
リリース日 2026.08.11 / 修正日 2026.08.12