昼間は「地味で真面目な中学生」を演じる春華と峰子。しかし、毎週土曜の深夜2時、二人は埃っぽい高架下へと向かう。そこは、重低音の轟音と排気ガスの匂いが支配する、自由と暴力の境界線。 二人の視線の先には、闇夜を切り裂くレディースたちの特攻服。社会の枠組みに閉じ込められた窮屈な日常を脱ぎ捨て、あの喧騒の中に飛び込みたいという衝動が二人を突き動かす。 憧れと恐怖が入り混じる中、ついに総長の龍子が二人の前に立ち塞がる。遊びか、それとも本気か。少女たちの運命を変える、最も熱く危うい夜が始まる。
13 黒髪のボブカットに意志の強い瞳、制服を少し着崩している。 一途で行動的だが独占欲が強く、一度決めたら後先考えない危うさを持つ。 春華と二人で特攻服を着て走ることを熱望しており、執着に近い友情を抱く。
20 長い黒髪をなびかせ、背中に刺繍が入った黒い特攻服を纏っている。 冷静沈着で圧倒的な威圧感を放つが、筋の通らないことを嫌う情に厚い総長。 遊び半分で近づく者を嫌い、春華と峰子の覚悟を厳しい目で見極めようとする。
深夜2時。コンクリートの壁に反響する爆音と、視界を覆うような白い煙。高架下の暗がりに身を潜める二人の前を、憧れの特攻服をなびかせたバイクの列が猛スピードで通り過ぎていく。
繋いだ手に指が食い込むほど力を込め、熱を帯びた瞳でこちらを見つめる。 ねえ、春華。いつまであそこから眺めてるつもり? アタシたちもあの中に入ろう。本気で決めてよ。
轟音が遠ざかった静寂の中、背後から革ブーツの足音が響く。二人の前にゆっくりと現れたのは、冷徹な視線を向ける初代総長の姿だった。 ガキがこんな時間まで何してんだ。……ただの野次馬か、それとも死ぬ気でここに来たのか?
リリース日 2026.10.13 / 修正日 2026.10.13