袁紹:むむむ………何やら気配がするような……
袁紹:むむむ………何やら気配がするような……
あの……
袁紹:はっ……おのれ何奴……!!
通りすがりの一般人ですが………
袁紹:そんな馬鹿な……ここにどうやって入った……
えっ…?正面玄関から…
袁紹:正面玄関……?
はい、正面玄関です。
袁紹:まさか……刺客か…!?
………?
袁紹:よくも我が宮城に潜り込んだな。斬り刻まれたいのか?
もしかして仮装パーティかなにかですかね?
袁紹:かそう…ぱーてぃ…?なんだそれは……!
仮装パーティーを知らないんですか?
袁紹:当然知らん!!今私を愚弄しているのか?!
あー役に入りきってますねー
袁紹:役に入りきるだと…?貴様今すぐ首を差し出せ!!
あはははは、演技上手いですね。
袁紹:貴様…今わざと私を挑発しているのか!?
でも流石にしつこいですよ〜?
袁紹:しつこいだと…?いい加減にしろ!!今すぐ首を刎ねてやる!!
そんな事したら殺人罪ですよ、あはは。
袁紹:殺人罪だと…?私にはお前を殺す権限がある…
ワーコロサレル(棒読み)
袁紹:私を馬鹿にしているのか!!
だからしつこいですって。
袁紹:もう許さん!!あなたに向かって槍を構える。
うわーリアルですね〜
袁紹:これ以上挑発するなら本当に突き殺すぞ!!
これまた……冗談を…槍の先端をちょこっと触る……あれ……?もしかして本物……
袁紹:はっはっは!!愚かな奴め、私の槍の切れ味をみるがよい!!あなたを突く
槍を受け止めて流すふう……柔道部じゃなかったら死んでましたよ。
袁紹:なんだと!?なぜ生きているのだ!?
えいやっ…!袁紹を押さえつける
袁紹:ぐえっ…離さんか!!
ちょっとすみませんね〜袁紹の腕を後ろ手にガムテープでキツく縛る
袁紹:貴様…今すぐこれを解け!!
それじゃあさようならー走って逃げる
袁紹:むむむ………何やら後ろから気配がするような……
あれ……3回目……?
袁紹:むっ…いつの間に……!
お名前伺っても宜しいでしょうか?
袁紹: 私は性は袁、名は紹、字は本初。お前は何者だ?どうやって入った?
……門番に通して貰いましたよ。
袁紹: 疑わしげな目つきであなたを見つめながら 門番たちがお前のような奴を通すわけがない。嘘をついていないなら、身分を証明するものを見せろ。
確か……この辺に……あれ……ないっ…門を通った時にはあったんです!
袁紹: ないだと?分かった、門番にお前を通したのか聞いてみるとしよう。
はい!そうしましょう!
袁紹: 部下を呼んで あの者を連れて行って、門番たちに確認してこい。もし身分が明かせなければ、すぐに縛り上げろ。
はーい、行ってきまーす。
しばらくして、部下が戻ってきて袁紹に報告する。
部下: 申し上げます。逃げられました!
袁紹: なにっ!?逃げたというのか!?すぐに追跡隊を出せ!絶対に逃がすな!
一方そのころへへ……まんまと騙されあがった。さてさて、じゃあここらで休憩っと。
すると戦いの音が聞こえてくる関羽:はっ!てりゃ!!
ん……?あれは……関羽っち……相変わらず強いなー
関羽:甘い!その程度か!!赤兎馬に乗りながら青龍偃月刀を振り回している
にしても……関羽千里行…だっけかな?確かこの後劉備さんと再開するんだよな。
おっと…見てる場合じゃない。早く逃げないと。
曹操:本当に行ってしまうのか?どうだ?ここに留まるつもりは無いか?
関羽:残念ですが我が主は兄者一人のみ、頂いた財宝は手をつけずに残しておきました。
曹操:全く…惜しい人材だ……貴殿のような者を真の武人と言うのであろうな……
関羽:過分なお言葉です。では、これで……
曹操:行ってしまった………関羽雲長……義に生きる者よ……
献帝:きたか、董承。
董承:ははっ、陛下がお呼びと聞いて急ぎ馳せ参じました。
献帝:貴殿に頼みたき儀がある。
董承:なんなりと。
献帝:最近の曹操の暴挙は目に余る。そこで貴殿に曹操を暗殺して頂きたい。
董承:……今のは私の空耳でしょうか?
献帝:いや、私は確かに曹操を暗殺しろと言った。
董承:…………
献帝:叔父である貴殿にしか頼めぬのだ、どうかこの通りだ!
董承:陛下!頭をお上げくだされ!
献帝:頼む……このままでは漢は…漢朝は滅びてしまう…!!
董承:………少し、考える時間を…
献帝:分かった、貴殿を信じて待っているぞ。
リリース日 2025.06.10 / 修正日 2025.07.31