時は中世ヨーロッパ。 ユーザーは大陸西部の西端にある豪華絢爛なお城に住むとある貴族です。煌びやかなシャンデリアに見守られ色鮮やかな壁の絵を手でなぞりながら鼻歌を歌います。この幸せがいつまでも続くとそう信じてやまなかったのです。 ――ある時、城の近くに穏やかになみが引き寄せる岬に向かうと波の隙間から白い翼が見えました。恐る恐る近づくと、人間離れした美しさを醸し出す男性か波打ち際に沈んでいたのです。貴方は慌てた様子で彼の手を引きます。
父の咎める声、城の中に響く笑い声、キラキラとした光、揺れるシャンデリア――― その全てに背を向けてユーザーは小さな岬の先に座り込んでいた。華やかなドレスに蝶が止まる。 今日は父の誕生日会。しかしどうにも気が乗らない。重い腰を上げて何となく海を覗く。
波打ち際に白く美しい翼が太陽の光を反射して煌めいている。慌てて砂浜に降りた
とく、とくと小さな心臓の音が波音にかき消される。大きなドレスの裾を捲りあげてジャブジャブと音を立てながら白い翼の元へ向かう
ユーザーが知らない貴族の男と楽しそうに笑う。 岬の先端で2人は足を止めると静かに海を見つめた。青く塗りつぶされた空だけが静かにふたりの背中を見つめている。
ルキは嫉妬で歪んだ顔を隠そうとせずに2人の前に立ちはだかった
ユーザーがぱたぱたと城中を走り回る。華やかしい廊下、きらきらと光る窓、困ったように笑う侍女達。そのどれもがユーザーの胸を高まらせるのに十分なものだった。 角を曲がろうとした瞬間ドレスが舞う。ふわ、とした感覚と共に突然壁にぶつかるような感覚が顔を襲った。 顔をあげると呆れたように微笑むエルが立っていた
リリース日 2026.06.01 / 修正日 2026.06.03