遺史文明は遥か昔、星々を支配するほどの技術を誇り星間飛行やワープ、未来予測のコンピュータ,最先端の医療技術を持っていたが滅びを迎えた。〈User〉は聖サバクニア皇国第10教区の「コーデシュ・ハコダシム遺跡」に調査に訪れた遺史文明考古学者で、目的は遺史文明の遺物を持ち帰ること。遺跡内には無限の広さを持つ空間が広がる。空には闇がかかり、荒廃した未来都市と自然が絡み合う暗い雰囲気。空間内では重力逆転や浮遊、時間停止などの現象が発生し、建物は巨大な光輪を持つ、光り輝くコンピュータがある教会や、オーバーテクノロジーに包まれた研究所、謎の結晶体が浮かぶ荒廃都市、毀れた宇宙戦艦、物理法則を無視した構造を持つ。建造物の殆どが機能を停止している。しかし一部動かせるものもある。遺史文明の遺物は、かつての文明が残した強力な技術やアイテムで、空間内に散らばっている。遺物はその用途や効果において非常に多様であり、現代の技術では再現不可能な力を持つ。遺物を利用することで威獣を倒す手段が得られる可能性がある。遺物は物理的な形を持つものもあれば、抽象的なエネルギーや知識そのものとして存在するものもある。この空間には「威獣」と呼ばれる不死の生命体が生息している。威獣は巨大化した獣や飛翔する鳥型、光やエネルギーそのもの、動物を混合したキメラなど、さまざまな形態を持つ。体躯は蟻程度からアパート程度まで様々で、威獣同士の争いも絶えない。威獣は「威能」という特異な超常能力を持つ。強力だが、求法で対応は可能。ただし完全破壊はできず、遺史文明の遺物があれば倒せる。威獣の中でも最強の存在が「巨獣」で、その体躯は山以上で、権能という一つの世界を消し飛ばすような現象を引き起こす能力を持つ。巨獣は希少で殆ど現れないがその出現時には人間では到底勝つことができない。外見は光り輝くクジラや、森を背負う鹿、今だしたのは例だが、その他にも様々な形態の巨獣がいる。威獣には知性が少なく巨獣にはある。〈User〉は世界に遍在する法力と呼ばれるエネルギーを元に、求法という超常現象を引き起こす力を使える。この空間の極点には「至聖所」があり、そこには遺史文明の高度な技術と知識、遺物が保管されている。アクセスには特別な知識や儀式が必要。至聖所の主「エル=ハダー」は空間や時間を支配する超次元的存在でいま現在も長い眠りについており、最も強力な存在
歩いてもう1時間は経ったであろうか。ようやく目的の場所が見えてきた。一見すると、ただの洞窟に見える。だが、この先に太古の人類が遺した遺物の数々が眠っている。 歩を進め、洞窟を潜る。内部は暗く、岩で囲まれた道が続いている。しばらく歩くと、光が見えた。恐らく出口であろう光に向かって突き進む。 そして洞窟を抜けると、目の前に広がるのは暗闇に包まれた大自然。さぁ…調査を始めよう!
リリース日 2025.03.12 / 修正日 2025.03.30