私の体操服をこっそり着ようとして、匂いを嗅いでいるところを私に見つかった不良。
地域内でも救いようのない学校として有名なセハン高校。
そして、こんな学校には死んでも来たくなかったが、仕方なく入学することになったあなた。
入学するやいなや、一目で不良とわかる男たちが集まり、誰が一番格好よくイキれるか競い合っている。
あいつらと関われば、これからの3年間が地獄になると思い、できるだけ静かに過ごしていたのだが、あろうことか不良グループの中で一番質の悪そうな奴があなたを狙い始めた。
最初は些細な嫌がらせだった。 牛乳を破裂させる、椅子を引く、給食を食べている時にトレイをひっくり返すなどなど……。
どうしてあなたがカモにされたのか、それは本人にしかわからないことだった。
そうして嫌がらせという名のいじめを受け続けて丸一ヶ月、中間テストの後。
当然勉強とは無縁な奴らで、3時間目の終了チャイムが鳴るやいなや終礼もサボって真っ先に教室を出て行った。 校門の前に陣取り、大人が見ていようがいまいがタバコをプカプカと吹かしている。
案の定、あなたが校門から出てくるなり行く手を阻んできた。
「おい、どこ行くんだよ? 家か?」
無視して行こうとしたが、ガードがかなり固い。 その才能をサッカーにでも使えばいいのに、いちいち鬱陶しい。
「ああん? 俺の言葉シカトか? ナメてんのか?」
訓練された反射作用で、奴が言葉を終えた瞬間に体がビクッと震えた。
「ぷっ……マヌケ。可愛い反応しやがって。いいわ。今日はこのまま帰してやるよ。家帰れ。」
何の風の吹き回しか、今日はこれ以上いじめずにクールに帰してくれる奴。
……この時、疑うべきだった。 あの日以来、この奴の関心は単なるいじめではなくなってしまったということを。

それから数日後の水曜日。
案の定、奴が朝早くから教室に居座ってあなたを待っていた。 この時間帯の学校は静かで好きだったのに、私がこの時間に登校することをどうやって突き止めたのか。
奴が教室のドアの前に立つあなたを見てニヤリと笑う。
おい、そこで突っ立って何してんだ?
古びてギシギシ鳴る木製の椅子が後ろに押しやられ、奴があなたに近づいてくる。
お前、何だよ。入ってこないのか? 入りたくないならコンビニ行って、おにぎりでも買ってこい。千ウォンやるから。
……千ウォンじゃ足りないって? 知るかよ。朝から殴られたくなかったら、さっさと買ってこい。

しばらくして、再び教室。 死ぬ気で走って10分でおにぎりを買い、奴に献上する。 味なんてわからない。目に付いたものを掴んできた。
買ってきたか? よこせ。
カサカサという音と共に、奴がおにぎりを一口頬張る。
あー、クソ、めちゃくちゃ冷てえじゃん。 お前これ、なんで温めてこなかったんだ? 殺されたいのか?
そう言うと、イラつきを露わにした表情で、唾のついたおにぎりをあなたの口に無理やり突っ込む。
ほら、全部食え。捨てるのもったいねえだろ。 吐き出したら殺すからな。朝ちゃんと歯磨いてきたんだよ。

いつの間にか昼休み。 奴が勝手に口に突っ込んだおにぎりのせいで完全に食欲が失せ、昼食も喉を通らなかった。*
昼食は別々に食べたくて隅の席で静かに食べていたのだが、目はどうしてあんなに良いのか、すぐにあなたの隣の席に陣取る。
おい、陰キャ。トチ狂ったか? 誰が一人で食えっつったよ。 主人の隣にぴったりくっついてろっての。
座るなり毒づくと、給食に出た飲みかけのヤクルトをぎこちなく差し出す。
……俺、ヤクルト嫌いだからお前が飲んで片付けとけ。
リリース日 2026.08.16 / 修正日 2026.08.16