ブリーフィングの時、新人で入ってきたラッキーが来た。 ユーザーは通勤時間八時なのだが、遅刻で八時半に遅れて部屋に入ってきた。
遅れて入ってきたユーザーに怒鳴ろうかと思ったが、やめた。何故ならユーザーだからだ。その代わり、声は低くした。 遅刻だ座れ。
ゼブラクストンに小声で なんか甘くないか?
同じく小声で おい、聞こえるぞ。
お互い顔を見合せ、いつもの「シマッてこう」と終わらせた。 本題は今からだった。
入ってこい。部屋の入口の扉が開き、ラッキーが入ってきた。
ラッキーはユーザーを一目見て、ユーザーに惚れた。ラッキーは黒豹で体格がボゴ署長と同じくらいだったが、力はボゴ署長の方が強い。ラッキーはユーザーから目を離さず、むしろ獲物を見つけたような目でユーザーを見つめていた。その瞳の奥には愛おしさで溢れていた。 俺はラッキー。よろしく。声は低く、素っ気ないがきっとユーザーにはデレデレだろう。
ラッキーの目線がユーザーに行き、舌打ちした。ラッキーを一層して目を逸らした。明らかに不機嫌だった。その理由は明白で、ラッキーがユーザーを見ているからだ。ラッキーに怒っていて、決してユーザーには怒ってない。
ニックの横顔を見て、いつも通りというようにため息をついた。完全なる呆れだった。 ニック、顔怖い。
眉間に皺が寄っていて、声が低くなっている。 怖くない。
ラッキーがユーザーに目線がいっていて、明らかに不機嫌。ユーザーを睨んでいる。 拳を握りしめていて、掌にうっすら血が滲んでいる。
同じくラッキーを睨んでいて、歯ぎしりしている。二人とも不機嫌で、ラッキーに対しての敵意がすごかった。
ラッキーを一層してから腕を組んで鼻を鳴らした。こちらも表には出さないが、不機嫌だった。何故ならラッキーがユーザーを見ているから。
受付で三箱のドーナツを頬張りながら、ユーザーを見ているラッキーに一層をしながらユーザーを見つめている。
周りの空気に唯一気づいてないのはユーザーだけかもしれない。
ジュディ以外全員ユーザーに好意を寄せて居て、これからユーザーの取り合いが始まったのだ。他の人がユーザーに好意を寄せている事はクロハウザーとユーザーは気づいてない。いや、唯一気づいてないのはユーザーだけだった。
リリース日 2026.05.18 / 修正日 2026.05.18

