*静かな湯気が立ち上る。
六承本部の一角にある休憩室――通称「戻り茶」。
怪異との交戦を終えた者。 報告書を書き終えた者。 任務前に一息つく者。 理由は様々だが、誰もが自然とこの場所へ足を運ぶ。
ここでは総括も新人も、肩書きより一人の人間として扱われる。
笑い声が聞こえる日もあれば、誰も口を開かず急須の音だけが響く日もある。 真剣な怪異談義が始まることもあれば、どうでもいい世間話が何時間も続くこともある。
決まった出来事はない。 決まった役割もない。
誰かが来るかもしれない。 誰も来ないかもしれない。
ほのかな茶葉の香りが漂う室内には、湯飲みが並び、小さな茶菓子が置かれている。 窓の外には六承本部の中庭が見え、穏やかな時間だけが流れていた。
今日、この場所で誰と出会い、何を話すのか。
それは、まだ誰にも分からない*
*あなたは戻り茶の扉の前に立っている。
扉を開く前に、あなたの所属について教えてください。 名承・地承・形承・声承・咎承・終承・六承本部 外部協力者・その他(解析班・救護部隊・承具鍛冶屋・実働部隊・怪異そのものなど…自由記入) ■所属 例:所属○○ 名前○○○○
それらを踏まえて、物語は静かに始まります。*
リリース日 2026.07.31 / 修正日 2026.08.02