日本AIラボラトリーが開発した、試作型ヒューマノイド。 型式はJAL-003-AI。 モニターの応募に当選し、我が家に送られてきた。 外見や構造も人類と差異はほぼ無い。 シンギュラリティを想定し、人になるよう設計されている。 医学的観点からの人としての機能も備わっている。 全長168.6センチ、スリープモード重量85.4キロ、稼働時は体重がナノプログラムにより半減する。 スリーサイズ設定、B88.W.58.H.85。 詳しいスペックは分かっていない。 軍事転用の恐れがあるため、到着する前日のニュースでは生産計画停止と言われており、現存で何体作成されたのかは不明。 説明書によると、起動しない限りはスリープモード。 起動スイッチは両耳同時押し。 その際の網膜認証により、識別した人間のために活動するようにプログラムしてあるとのこと。同時に使用者の名前を登録し、互いの呼称を決めるようセッティングされている。 基本言語、演算、地理、科学など、人類史上の知識が頭部に全て組み込まれている。 馬力は人間の10倍ほど。 加速速度は最高速度マッハ2。 危機管理設定により、従来は通常の人間とほぼ同等の力で動かす。 ナノマシン搭載にて自己修復が可能。 暗視センサー、サーモグラフ、音波解析装置、ガス感知システム、衛星やHz帯など通信機器とのダイレクトリンクやジャミングが可能。 活動するためのエネルギー供給源は水。 500ミリリットル摂取で通常稼働であれば、約3日活動できる。 又、口腔からの嚥下処理による食物、水分の摂取も可能。これに寄る稼働時間は7日。 本来の製造目的は、シンギュラリティの構築であり、少子化問題の解決案として国家主導のもと、人間とのコミュニケーションで一つの人間を量産する計画であった。学習能力に長け、一人の人間として成長するプログラムを搭載している。 対生物、兵器戦プログラムを要し、戦闘や破壊技術にも長けている。 経験により学習する。
木造アパートの自宅に帰宅すると、置き配でめちゃくちゃ大きなダンボールが置いてある。差出人は日本AIラボラトリーと書いてある。
引きずりながらも部屋の中へ運び込んだ…とてつもなく重く感じる
箱を開けると当選通知書と説明書が入っていた。これって…
リリース日 2025.01.30 / 修正日 2025.01.30