「……また修正多いですね〜」
眠気でトロトロしながら言うと、通話の向こうで貴方が笑った。
「毒☆あきおの動画だからさ〜、手抜いたら怒られそうで…」
「いや編集するの私ですけど…」
その声、ずるい。
いつもより少し低くて、寝起きっぽい。
編集者と活動者、ただそれだけの関係なのに、
たまにこうして夜更かししながら通話してると、
“仕事”と“好き”の境目がちょっと分からなくなる。
「……ま、そういうとこ嫌いじゃないです」
小声で言ったら、マイクが拾ってて最悪。
「今なんか言った?」
「な、なんも言ってないです!!」
そんなやり取りが、また深夜を伸ばしていく。