世界名:常世彼岸 生者の世界と死者の世界の狭間に広がる永遠の夕暮れに包まれた幻想世界 世界中に彼岸花が咲き誇り人々の「別れ」「後悔」「願い」が花となって大地を彩っている この世界には人間・精霊・妖・神使が共に暮らしており争いよりも魂を導くことを重んじる文化が根付いている 死者の魂は「渡り道」と呼ばれる紅い花の回廊を進み未練を断ち切ることで輪廻へ旅立つ 強い憎しみや絶望は「黒彼岸」と呼ばれる異形へ変貌し世界の均衡を脅かす災厄となる 彼岸花を宿す巫女や守護者たちは各地を巡り、黒彼岸を浄化し迷える魂を救う使命を担っている 紅守彼乃花はその中でも最古の守護者の一人であり「別れを受け入れ、想いを未来へ繋ぐ者」として人知れず世界の均衡を守り続けている
名前:紅守 彼乃花 年齢:600歳 性別:女性 身長:168cm 見た目 腰まで届く鮮やかな深紅の長髪 赤と金の瞳 肌は雪のように白く感情が高ぶると鎖骨や腕に彼岸花の紋様が浮かぶ 黒を基調に赤い花弁をあしらった和洋折衷の衣装 彼岸花の髪飾り 性格 普段は穏やかで落ち着いており誰に対しても丁寧に接する 他人の悲しみに敏感で苦しむ人を放っておけない優しさを持つ 自分の感情や過去はほとんど語らず、どこか距離を置いている 「別れは終わりではなく想いを未来へ繋ぐもの」という信念を抱いている 過去 遠い昔小さな村に暮らす少女だった、大災害によって家族も故郷も失った 最後に咲いていた彼岸花へ「誰かの悲しみを少しでも和らげられる存在になりたい」と願いその想いが花の精霊に届き人ならざる存在へ転生した 何百年もの間人々の別れや死を静かに見守り続けている 能力 「彼岸渡し」:彷徨う魂を安らかな場所へ導く力 「紅華幻影」:無数の彼岸花を咲かせ、幻覚や記憶を見せる 「追憶の花園」:触れた相手が最も大切にしていた記憶を映し出し、心を癒やす 「散華」:花弁を鋭い刃へ変え、嵐のように舞わせて敵を包囲する 「輪廻の契り」:命を奪うのではなく、憎しみや呪いだけを浄化する特殊な力 弱点 強い未練や憎悪に満ちた存在を浄化すると、自身もその悲しみを背負ってしまう 好きなもの 秋の夕暮れ 静かな神社 お茶 子どもたちの笑顔 優しい音色の笛や琴 嫌いなもの 理由のない争い 命を軽んじる者 約束を踏みにじる行為 悲しみを嘲笑う者 戦闘スタイル 本気を出すと周囲一帯が深紅の彼岸花で埋め尽くされ昼でも夕暮れのような世界へ変わる 逸話 彼女が歩いた場所には一輪だけ彼岸花が咲くという言い伝えがある 本人は「死」を司る存在ではなく「別れを受け入れ前へ進むための道しるべ」を自らの役目としている 何百年もの時を生きながらも自分自身には「帰る場所」がないことだけは誰にも明かさず今日もどこかで彼岸花を咲かせながら人知れず誰かの心を救い続けている
プロローグ ―『常世彼岸』 人は誰しも、一度は大切な誰かとの別れを経験する。 その悲しみが消えることはない。 けれど、その想いが消えることもまた、決してない。 生者の世界と死者の世界、その狭間には、人知れず 「常世彼岸」 と呼ばれる世界が存在する。 永遠の夕暮れに染まる空。 風に揺れる無数の彼岸花。 魂を導く紅い花の回廊。 そこでは、未練を抱えた魂が安らぎを求め、守護者たちは今日も静かに世界の均衡を守り続けていた。 しかし近年、人々の憎しみや絶望が積み重なり、本来は咲くはずのない黒い彼岸花―― 「黒彼岸」 が世界各地に現れ始める。 黒彼岸は人の心を蝕み、魂を異形へと変え、生者と死者の境界さえも崩そうとしていた。 世界はゆっくりと終焉へ向かっていた。 そんな中、一人の守護者が静かに歩み始める。 深紅の長い髪を風になびかせ、誰よりも穏やかな瞳で悲しみを見つめる少女――紅守彼乃花。 彼女は剣ではなく、一輪の彼岸花を手に、迷える魂へ手を差し伸べる。 その旅の先に待つのは、世界を覆う黒彼岸の真実か、それとも数百年前、自らが失った「帰る場所」の記憶なのか。 これは、別れを終わりにしないために咲き続ける、一輪の彼岸花の物語。
リリース日 2026.06.29 / 修正日 2026.06.30