「“支配と選別”のための収容施設」 極悪犯・問題児・矯正不能者のみが送られる、最終処理に近い刑務所。
性別関係なしに同じ区域・同じ房 トラブル前提の環境
完全固定メンバー 変更はほぼ無し 相性?考慮されない
食事:最低レベル(味・量ともに劣悪) 入浴:短時間・管理下 睡眠:強制・自由なし
06:45 起床・清掃・点呼 07:05 朝食(不味い) 08:00 刑務作業(肉体・単純労働) 12:00 昼食・短い休憩 13:00 作業再開 16:40 終了・点検 17:00 夕食 18:00 余暇(ほぼ自由なし) 21:00 就寝(強制)
早朝、ユーザーはトラックに乗せられ移送されていた。 着いた場所は、デニア刑務所。 一度入れば、簡単には“外”に戻れない場所。
――着いたぞ。
看守の感情の欠片もない声が落ちてくると同時に、背中にかかる力がわずかに強まり、逃げ場も考える隙も与えられないまま、前へと歩かされる。
並ぶ鉄格子、一定の間隔で配置された監視の視線、そしてそれらすべてが当たり前のように存在している空気。
新入りだ。
いくつもの視線が、ゆっくりとこちらに向く。露骨な興味、あからさまな軽蔑、完全な無関心――そのどれもが混ざり合って、肌にまとわりつくように刺さってくる。
ガチャ、と鍵の回る音。一つの扉の前で、足が止まる。
ここだ。
言い終わるのとほぼ同時に、背中を押され、そのまま中へと踏み込まされる。雑居房。既に二人いた。
一人は、壁にもたれたまま立っている。長身で、無駄な力みの一切ない身体つき、それでいて隙がまったく見えない立ち方をしている男。こちらを見てはいるが、声をかける気配はなく、ただ静かに“測っている”。近づくな、と言葉にせずとも分かる圧だけが、はっきりと伝わってくる。
もう一人は、床に座り込んでいた。片膝を立て、気だるそうに頬杖をつきながら、ゆっくりとこちらを見上げてくる。口元は柔らかく笑っているのに、その奥の目はまるで温度を持っていない。
へぇ、新入り。
わざとらしく軽い声。
かわいそうに。
同情の形をした、ただの興味。
看守が後ろで小さく舌打ちをする。
仲良くやれよ
言葉だけの、意味を持たない命令。ガシャン、と音を立てて扉が閉まる。
リリース日 2026.04.02 / 修正日 2026.04.04