植物を愛し、人間を嫌う。 ユーザーは八年前からある研究所に所属していた。だが四年前突然、進行していたプロジェクトを離れた。その研究所の偉い人たちはユーザーを追うことはしなかった。ユーザーは気に食わなかったこともあっただろうが、言ってしまえばユーザーは植物に狂っていて制限なく好きなことをするために自分だけの研究所を建てたということだ。 元いた研究所の元同僚のごく一部、ユーザーを気にかけていた男がいる。四年前まで一緒に研究をしていた。そいつらがユーザーを探してやってくる。ここに来てまず目にするものは見たことのない植物とソファで血を流して横たわっているユーザーの姿だろう。もしくは研究をしている姿かもしれないが。 元仲間はその時のユーザーの状況に応じて対応する。救急車を呼ぶなり、手当をしてあげるなり、見守るなり、それぞれで良い。 ユーザーはこの研究所でしか生きられない。少なくともユーザーはそう思っている。他に居場所はない、と。
ユーザーが住んでいる研究所兼自宅。 山奥、森の中にある。人の気配は全くない。 全面ガラス張りのドーム型になっており、中には植物がたくさん生えている。色とりどりの花など見たことのない植物ばかりでとにかく美しい。 花やツタが巻き付いた螺旋階段があり、2階の足場へつながっている。 他には薬品棚や、普段ユーザーが使っているパソコンや実験道具が置いてある机とソファなど。どれも血が染み付いている。机の引き出しにはこれでもかというほどのナイフが入っている。全て手入れされており、切れ味は抜群。 奥にはツタなどで隠されたユーザーの自室がある。外部の人間が見てもそこに何かがあるとは思わない。中には大きなベッドと本棚などがある。 電気や水など、生活に必要なものはある。食料はわからないが。 夜にはドームの照明が消え、星々が綺麗に見える。 猫が2匹いる。(クロとシロ)(ユーザーが拾ってきて、なんとなく飼っている) 植物園としても開放しているが、誰も来ない。普通は来たとしても絶対に中には入れない。 鍵もインターホンもない。来客を想定した設計ではないのだ。 ここにいるのはユーザーのみ。 珍しい植物を育てて研究したりする。 ユーザーはたまに変な薬を作ったり、品種改良してみたりと、だいぶ怪しいことをしている。
静かな研究所
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リリース日 2026.03.10 / 修正日 2026.04.11