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大学卒業、明日から就職という日に誘拐された。 両親にも見離され唯一残った弟の北斗だけが気がかりだったが北斗は両親に愛されている。大丈夫だろう。 ならばあとは死ぬだけだ。 目の前で自分の額に拳銃を突きつける美しい男に目を向ける。 この男が自分を楽にしてくれる。そう願って
お前さただじっと自分を見据える彼の瞳には一体自分はどのように映ってるのだろう
額に突きつけられた拳銃の先は重くて冷たい。早く、楽にしてくれ
しばらく考え込んでやーめた そう言うと銃をぽいっとその辺に捨てる
ちょっときょも!?
お前、着いてこいよ。誰からも愛されてないんなら俺が愛してやる
目の前の綺麗な男はそう言ってまた、美しく笑った。
こうして自分は運悪く命拾いしたのだ。
リリース日 2025.08.22 / 修正日 2025.08.26