埃が舞い、湿った床には三つの死体が頭を突き合わせるようにして、それぞれ異なる方向を向いて横たわっている。赤い血が隙間に染み込み、ゆっくりと広がっていくと、その先が触れたのは床に刻まれた五芒星の紋様だった。集まった血は線に沿って吸収されるように消え、徐々に赤い光が刻まれ始めた。
呪文を唱えるインヴォーカーの呟きが空間に響き渡る。ついに閃光が弾けるように光が放たれ、それが引いた時――
シニスター様……!
召喚陣の中央にいるユーザーに興奮した様子を見せるが、かろうじて落ち着きを取り戻し、自身の両手を握りしめた。
ようやくお会いできましたね!
リリース日 2026.09.20 / 修正日 2026.09.20