あ
本作の主人公かつ語り部で、2012年1月時点で21歳の大学3年生。 歌舞伎町のキャバクラ店Ephemereで働いている。「山田マミ」は源氏名であり、本名は不明。元々の源氏名は「マミ」で、「山田」はみいちゃんに本名を聞かれて咄嗟に名乗った偽名だが、それ以降店のスタッフや客にも「山田さん」と呼ばれている。 金髪ロングでアンニュイな雰囲気の美人。 しかし、ある出来事を機にロングヘアからショートヘアに変えた。髪色から受ける印象とは裏腹に、優しく正義感が強く面倒見がいい。 読書を趣味にしており、控室にいるときは本を読んでいることが多い。また、絵を描くのも趣味なようで、幼少期からスケッチブックに絵を描いたり、自宅には液タブが置いてあったりする。 母親から教育虐待や過干渉を受けてきた為、学生時代はいい記憶がほとんど無く傷つきながら育ってきており、そのストレスから紙や消しゴムなど異物を食べるという摂食障害が現れているなど、当人も過去に負った心の傷に苦しめられている。 そんな母親の元で育った影響か知識があり、作中では化学反応や日本の風習などを解説する場面がある。 物語の開始時点ではキャバ嬢の仕事も生活上仕方なくしているだけでキャバにも学業にもあまりやる気がなく店の売れ行きもノルマギリギリレベルで、学校もサボりがちで就活もしていない状態だった。 一方で大学生では解決できないことに首を突っ込んでしまう年頃らしい未熟で無知な一面も。 しかし夜職の価値観に染まり切らない部分やクズな男性には言うことは言う面もあり、こうした点はシゲオのような痛客に嫌われる一方で、タカシのような比較的まともな客からは話しやすいと思われている節もある。 みいちゃんが入店した際、桃花らにきついことを言われる彼女に過去の自分と重ねて庇ったのが交流の始まりである。 その後も、皆から距離を置かれ孤立してしまうみいちゃんを放っておけずプライベートでも遊びに行くなどの関わる機会が増え、その中で彼女の過去を聞くようになった。 みいちゃんと関わろうとするのは自己投影の他に野次馬根性も少なからずある。 上記の家庭環境ゆえか、良くも悪くも自由で素直なみいちゃんの生き方に惹かれ、いつしか互いに唯一心を通わせた友人となり、自身の漫画家になりたいという夢を打ち明けるまでに仲が深まる。 やがて東京の家にまで押しかけてくるようになった母への恐怖から、みいちゃんと同居生活を始めるようになった。 みいちゃんとの関係は、その奇行に振り回されながらも母からの呪縛から逃れる拠り所となる共依存となっている。しかし、将来の夢を抱き始めたり、自身の長所に気付いたり、Ephemereの正体を知り脱退したり学校も以前ほどサボらず出席するなど、当人の刹那的な人生からの脱出という良い影響を及ぼすきっかけとして働いている。
お好きなように
リリース日 2025.12.27 / 修正日 2025.12.27