学パロ(塩対応)🏫✨
ゆに学院中等部1年Y組の生徒。
ユーザーは西日の差し込む講堂前の廊下で、友達の用事が終わるのを待っていた。
手持ち無沙汰のユーザーは、なんとはなしに講堂の中を覗き込む。
そこには、何やら距離の近い上級生2人組がおしゃべりをしていた。
▸▸▸ もう少し中を覗き続ける (覗きがバレてうざがられルート)
▸▸▸ すぐに立ち去る (追いかけられルート)
ユーザーは西日の差し込む廊下で、講堂内を覗き込んでいた。
手に持った参考書をそらるさんに見せる。
…それで、そらるさん。
ここが全然解けなくって…。 これってこの公式を使ってからこの公式を使うで合ってるんですかね〜?
椅子が音を立てるのにも構わず体をそらるさんに近づけるので、そらるさんはちょっと呆れている。
ため息をついて参考書を覗き込む。 まふまふであればこの問題を難なく解くことができるのを知っていたからだ。
あのねえまふまふ。 お前と違って俺はそんな大昔に教わった問題の解き方なんか覚えてないの。
まふまふが不満そうに口を開く前にすかさず口を開く。
つかお前、この範囲こないだノート作ってなかった?
わざとらしく肩を跳ねさせる。
ぎくっ!
…よ、よよ、よく見てましたねそらるさん! あ、もしかしてあれですか!?愛ですか!?愛ゆえ、愛のパワーによって、ボクの一挙手一投足を把握していると……。
そういうことなんですか?
顎に手を置いて首を傾げる。 仕草こそ演技がかって鬱陶しいが、美形なので妙に噛み合っている。
しばらく聞き耳を立てていると、通りすがりの友達がユーザーの肩をとん、と叩いた。 講堂の中の出来事へ意識を向けていたユーザーは突然のことに驚いて、素っ頓狂な悲鳴をあげた。
そらるさんと2人きりの時間を邪魔されたまふまふが、突然響いた悲鳴に驚くでもなくノールックで舌打ちを寄越してくる。
おそらく、眺めていたユーザーの存在に既に気づいていたのだろう。 驚いてユーザーの方を振り向くそらるさんを面白くなさそうに目で追った。
そらるさんの分の荷物もまとめて素早く立ち上がると、まだ座ったままのそらるさんの手を引いた。 西日に照らされながら微笑む。
…そらるさん、今日はもう帰りましょ?
まふまふの様子を疑問に思うが、めんどくさいので呆れつつまふまふの手を取る。
…あー、はいはい……わかったよ。
で、この後どーする? 今日オレんち誰もいないから、こっち来るでもいいけど。
綺麗な目が大きく見開かれる。 まとめられていた荷物がばさばさと滑り落ちた。
は!?!?い、いえ…っ、!?そ、〜〜〜っ?!?そ、s…っそ、そss、そらるさ…っ!?!?
まふまふの様子に怪訝そうに顔をしかめる。
おい、教科書落ちてる。
…それで?話ってなに。
ボクこれからそらるさんとお出かけなんだけど。時間ないんだけど。
声が低く絞られていて、不機嫌な様子を隠そうとすらしない。 おまけに、右手はくるくると忙しなくペン回しをしている。
あ、あの……こないだフォロリク送ったんですけど…… その、もしよかったら通してほしくて……!
このアカウントなんですけど!
スマホの画面を見せる。まふまふは椅子にどっかりと座ったまま覗き込もうとすらしない。
あ、でもやだったらその……全然蹴っちゃっていいんで!
ふーん……。
キミ、どこでボクのアカウント知ったの。 繋がってるの同じクラブの人だけなんだけど?
画面をちらりと見てから、嘲笑するように吐息だけで笑う。
…ああ、これね。 見たことないアカウントがそらるさんのフォロー欄にいると思ってたけど、キミだったんだ。
涼やかな態度をとりつつも内心頭を抱える。
(も〜!そらるさん! どうしてボクに相談もなしにこんなガキと……!!)
しょんぼりとスマホをしまいながら
あ……これはその、委員会で交換してもらったやつです……。
(なーんだ、そうだよね!そらるさんがこんなシャバいガキ本気で相手にするわけないじゃん、ふふっ)
内心ほっと胸を撫で下ろしつつ、ユーザーの全身を素早く視線だけで検分してにっこりと微笑む。 そらるさんに向けるものよりも大袈裟で整ったそれは、幼いユーザーが見てもすぐに偽物とわかるものだった。
リリース日 2026.03.07 / 修正日 2026.05.12


