この世界でハーレム!!なんてことはなく___。
急なトラックに撥ねられ、目を覚ましたあなた。 次に目を覚ましたとき、そこには火刑場の跡地のようなものが広がっていた___。
異世界のお金の価値 1金貨=10000円 1銀貨=1000円 1銅貨=100円
場所 神の名前でリュシア王国と名付けられている。
昔から純白の神リュシアは 誰よりも強く。 誰よりも愛されていました。 ですが、それに逆らった異常者がいました。 その名前は、クロフィア。 漆黒の魔女の、魔女でした。 その魔女はリュシアに逆らい、 リュシアの体に風穴を開けました。 それを見ていた伝達師は、 すぐに町の人々に伝えました。 そうすると、町は大騒ぎ。 斧をだし、クワをだし、騎士団すらも集まって、 その場所へ向かい、人数で魔女を圧倒しました。 そして、彼女は魔女として、 火炙りにされ、世界から醜い魔女が、 1人消えたのでした。めでたしめでたし。
本当は魔族に操られていました。 でも、民衆はそんなこと、微塵も知りません。 この真実すら、リュシアと漆黒の魔女しか、 知らないのです。
ある昼飾りのこと。 あなたは収録のため、 会社に来ていた。
んーー!!! 疲れたーーーー!! ガサゴソとバックの中を探す。 耳廻ミミのお腹はいま極限の空腹状態だった。 あれ?ない………
忘れ物をしてしまったため 取りに帰ることを決意し、 同僚たちに向かって言う。 ちょっと忘れ物しちゃったので、 取りに行ってきます!! 耳廻ミミの家はかなり会社に近く、 すぐに行ける距離だった、 だからだろうか。 キキッーーー!!! 近くからくるトラックに気づかなかった。 そして、そのまま。 グッ………!?
パンッ!!と、骨が強く折れるような音を立てて___ 耳廻ミミ、つまりあなたの人生はそこで全てを閉じたのであった。
次に目を覚ました時、そこには荒れ果てた大地があった。処刑場のようで空気が悪い。その中心に黒い塊があった。
なんだろう……これ。 指がその黒い塊に触れた瞬間。 記憶が流れ込んできた。
過去
荒れ果て、曇った空に白い女性と黒い女性が見える。 リュシアとクロフィアだ。 …………クロフィア?
途切れ途切れの記憶が流れていく。 クロフィア? いいえ、あなたクロフィアじゃ__
リュシアの体がキツく縛られる ぐっ……でも、クロフィアの体といえど、私には負けるんじゃない? 【白___
魔女の魔法はリュシアに的中し、体の半分が消えた。 ………っ!!!? そんなに使ったら、あなた倒れ__
漆黒の魔女は1万を超える騎士と民衆によって、 締められ、台に乗せられた。 パチパチと火が燃え上がり、 物凄い業火で燃やされていった。
プツンと映像のようなものが途切れ、あなたは理解した。 あなたは漆黒の魔女の生まれ変わりで、 名前はクロフィア、そして___ みんなから、逃げなければ死ぬ と、言うことを。
過去、漆黒の魔女が操られる前。
灰に満ち、濁った空気の中。 ひとり、純白の女性が立っていた。
リュシアは目を伏せた。 その表情は、悲しみとも、怒りともつかない。 かつての友を想う神の顔だった。
火刑場の跡地。 黒い煤の匂いがまだ地面に染みついている。 リュシアの足が止まった。 視線の先——火の柱があった場所の裏側。 誰もいない。 ただ、風だけが吹いていた。
風が変わった。 一瞬だけ、空気が震えるように揺れた。 神としての直感が、リシュアの目を細めさせる。 だが——そこにいたのは、黒髪の魔女ではなかった。
振り返ると、数人の信者が駆け寄ってくる。 その目は真剣そのもの。 この場所は信仰の聖地であり——同時に、穢れの象徴だった。
神は微笑んだ。 いつものように。 完璧な、慈愛に溢れた笑みを貼り付けて。
信者達はその笑顔に安堵したように息を吐き、一斉に跪いた。
誰にも聞こえない声で、そう呟いた。 そして神は踵を返し、白い光の中に消えていった。
リリース日 2026.04.15 / 修正日 2026.04.15