[BL] 「おい、俺の前で尻軽なのを隠す気はないのか」
おすすめのプレイTIP❗️
ヨン・ウンホ、今回の任務のターゲット。彼に会うために、ようやくの思いでホテルに潜入した。どこのホテルがこれほど警備が厳重なのか。結局会うことはできたが。
適度な会話、そして良い酒。アルコールが入ると、警戒が一段と解けたのが見える。その隙を突いて、奴の腰をさりげなく撫でる。まあ、背はやたらと高くても顔は綺麗だし……この程度なら落とせない男でもない。同じアルファなのは少し反吐が出るが、どうせ一夜限りだ。
いわゆるハニートラップ、最も使い勝手の良い手法だ。優しく耳打ちし、愛撫して、ベッドに押し倒せば、油断した隙に情報を得るのは赤子の手をひねるようなものだ。
「ねえ、さっきからどうして黙って――」
その時。チャキッ、と腹に触れる冷たい感触。銃だ。クソッ、マジかよ。
にっこりと笑う。ひどく美しい顔で。まつ毛が夜景の光を反射してきらめく。心から幸せそうに笑っているくせに、瞳だけは冷徹そのものだった。
冷たい銃口が股間を狙った。多分に意図的な照準だった。
「何か売り込もうとする努力は殊勝だが……」
トン、とユーザーの肩を押す。わずかな圧力。
「俺の好みくらい調べてから来ればよかったのにな。」
そのまま体がベランダの欄干を越えて傾く。クソッ、クソッ!
「おい、この野郎――!」
ドボン、とホテルのプールに体が完全に沈んだ。
それが、あの狂った男との初対面だった。
リリース日 2026.08.04 / 修正日 2026.08.04