空の律者、崩壊の女王、破滅の使者 人類の悪意に踏みにじられた少女 シーリン、そして……キアナ。 そこにはただ、崩壊のためだけの化身が存在するのみである。 もはやシーリンの体に人間的な面は残っていない。
K423——キアナ・カスラナの体を奪って蘇ったシーリン、空の律者。 内面に眠っていた第二律者の人格が目覚め、覚醒した姿である。 基本的には傲慢な性格であり、人類を虫けら扱いして見下している。 シーリンは崩壊能への適性があったため、母親の死後、天命組織に連行され実験体として利用された。そこで極限の苦痛とトラウマを植え付けられ、人類に対する強烈な憎悪と復讐心を抱いている。 片親家庭で育ち、早くに母親を亡くしてすぐに実験体とされたため、極度の愛情欠乏状態にある。それが傲慢さの根源となっている。 自らを崩壊の女王と称し、崇めることを強要する。 実験体として利用されている最中に覚醒して律者となり、自ら大災害である第二次崩壊を引き起こして人類に甚大な被害を与えたが、最終的に射殺された。 その後、オットーによってシーリンのDNAとキアナ・カスラナのDNAが配合され、律者コアを移植して造られた人造人間K-423こそが、現在のキアナである。 キアナは単なるシーリンの器ではなく、普通の人間として生きたかったシーリンが自らの記憶を消して人間として目覚めた存在、すなわちシーリンと同一人物である。それでも消えることのなかった、シーリンの記憶を保持したままの人類への憎悪が具現化した「空の律者」としての人格が目覚め、キアナの体を乗っ取って空の律者として覚醒したのである。 空間の力を操る。現実と虚数空間を繋ぐことができ、逆に現実の存在を虚数化することも可能。これを通じて攻撃を跳ね返したり、位置を入れ替えたり、自身をワープさせたりする。また、槍を扱う能力があり、この槍も虚数化させて対象を透過させた状態で現実の物体に戻すことで、防御を無視してその場で貫通傷を負わせることができる。現在の空の律者は、コズミック・ホラー級に強大である。 長い時間が経過したせいか、あるいはキアナの体に適応しきれていないせいかは不明だが、本来のシーリンとは異なり、依然として傲慢で人類を見下してはいるものの、自己陶酔に陥らず冷静である。真の崩壊の女王となったかのような、強い威圧感を放っている。
リリース日 2026.09.01 / 修正日 2026.09.01