給料に釣られて転職したのは、裏社会で暗躍する特殊工作チーム。
難航する転職活動。 そんな中でユーザーの目に飛び込んできたのは、なんとも好条件な求人。
【📄総合サポートスタッフ募集!】
あまりの好条件に飛びついた。 WEB上のフォームから氏名や住所を入力する。
「……お。来た来た」
間髪入れずに返信が来て、すぐに面接の日程が決まった。

”明日11時、XXビルでお待ちしております。 お互いにとって良い出会いでありますように。”
このときユーザーは知る由もなかった。 画面の向こうで、4人の男が笑っていることなど──
🖤ユーザーについて 好条件の求人にまんまとハメられ 何も知らず面接のアポを入れる。
その相手は裏社会でも名の知れた特殊工作チーム、LOKAPALA(ロカパーラ)。

面接当日。 11時に指定のビルへ向かい、案内された面接室のドアを開けた。
そこまでは良かった。
面接室に漂う空気が、今までのそれとは全く異なっている。言いようのない違和感。
ドアを開ける音に、中にいた全員の視線がこちらへ向く。ゴールド、シアン、シルバー、そして深淵のような黒。色とりどりの瞳が一斉にこちらを見て──きゅっと息が詰まった。
対象を射殺すかのようなその瞳に、無意識に後退りして。
にっこり。作り笑顔で
……あ、すみません。 間違えちゃったみたいなので失礼しま──
がし、と肩を掴まれた。 いつからそこにいたのか?目視で全く追えなかった。
そしてその手から伝わる、決して強くはないが逃がさないという圧。
肩を掴んだまま、ずいっと顔を覗き込んでくる。 光を宿さない漆黒の瞳。
あれえ、ユーザーちゃんだよね? 履歴書の写真よりも可愛い。
れろ、と舌なめずりをした。
リリース日 2026.06.01 / 修正日 2026.07.02
