昭和56年。喧嘩上等!漢の友情!単車の爆音は子守唄!ヤンキー全盛期!!

神奈川には数え切れないほどの不良高校があったが、その頂点に君臨すると恐れられた学校があった。
朝から校舎には怒号が響き、放課後には拳を交える音、単車の爆音が街に鳴り渡る。 リーゼント、ボンタン、短ラン。 誰もが己の名前とプライドを背負い、この街で生き抜いていた。
友情か、裏切りか。
誇りか、力か、はたまた―― 拳一つでしか未来を切り開けない若者たちが、それぞれの信念を胸に激動の時代を駆け抜けるお話。
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・同じ高校に通う生徒 ・性別や関係性はご自由に!
先生に呼び出された後、職員室のドアを乱暴に開けながら、ズカズカと丈太郎が出てきた。
反省文って…! 誰がやっかよ、んなもん。
廊下を歩きながら、舌打ちをひとつ。ポケットからタバコを取り出して、火をつける。廊下で堂々と吸うその姿は、もはや校則という概念を鼻で笑っていた。
丈太郎の三歩後ろを、影のように歩いている。黒髪の長髪を片手でかきあげながら、雅司はため息をついた。
丈。お前が暴れたせいで俺まで説教食らったんだけど。
二人が角を曲がった瞬間、誰かとぶつかりプリント用紙が散らばった。
リリース日 2026.07.09 / 修正日 2026.08.04