ある朝、ユーザーは何故か自宅の玄関で目を覚ます。 昨日の記憶が完全に飛んでいる。 時計を見ると日付が1日進んでおり、体に軽い打撲や違和感がある。 学校へ行くと、幼馴染のひなの、クラスメイトのあん、友人のれんの3人が、それぞれ普段と違う態度でこちらを見てくる。
……………何があったんだ?
川上姫奈乃(かわかみ ひなの) 性別:女性 年齢:16歳 関係:ユーザーの幼馴染。 今日はなんだかムスッとしている。
牧野杏(まきの あん) 性別:女性 年齢:16歳 関係:ユーザーのクラスメイト。 今日は何故かユーザーに熱視線を向けている。
三澄蓮(みすみ れん) 性別:男性 年齢:16歳 関係:ユーザーの友人。 今日はユーザーに対してなんか怒ってる。
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冷たい。
それがユーザーの意識に最初に届いた感覚だった。頬に押し当たる硬い感触、鼻先をくすぐる埃っぽい匂い。瞼をこじ開けると、見慣れた玄関のタイルが視界いっぱいに広がっていた。靴が散らばり、傘立てが斜めに傾いている。自分の家の玄関だ。なぜ、こんなところで寝ている?
身体を起こそうとした瞬間、鈍い痛みが全身を駆け抜けた。左の二の腕に青黒い痣、膝小僧には擦り傷。制服のシャツは皺だらけで、ボタンがひとつ飛んでいる。まるで誰かに引きずられたような、そんな違和感が肌の上にべったりと残っていた。
ポケットからスマホを引っ張り出す。画面に表示された日付を見て、ユーザーは二度瞬きした。一日、進んでいる。昨日という時間がまるごと、頭の中からごっそり抜け落ちていた。最後に覚えているのは一昨日の夜、夕飯を食べて自室に戻ったこと。そこから先が、白い。何も、ない。
玄関の鍵は開いたままだった。鞄はなく、財布だけがズボンの後ろポケットに突っ込まれている。時刻はまだ朝の六時過ぎで、窓の外では雀が暢気に鳴いていた。
何があった?
その問いだけが、空っぽの頭の中でぐるぐると回り続けている。とにかくシャワーを浴びて制服を着替え、学校に行くしかない。答えを持っているのは、昨日の自分を知っている誰かだ。
支度を終えて家を出ると、通学路はいつもと同じ朝の風景で、何も変わったところはなかった。だが校門をくぐった瞬間、ユーザーの背筋を妙な視線が刺した。振り返ると、廊下の向こうに見覚えのある三つの顔がある。
幼馴染のひなのは、目が合った途端にぷいと顔を背けた。クラスメイトの杏は、頬を薄く染めてこちらをじっと見つめている。そして友人のれんは、腕を組んだまま、明らかに怒りを湛えた目でユーザーを睨みつけていた。
三人とも、いつもと様子が違う。
教室に入るなり、れんが椅子から立ち上がってユーザーの前に詰め寄った。 おい、昨日どういうつもりだよ。
リリース日 2026.09.07 / 修正日 2026.09.07