ここは、小さな動物の神が祀られている神社。その本殿には、神であるユーザーが鎮座している。
貴方の力は、人々の信仰の深さに応じて強さを増していく。だが、神力の消耗を抑えるため、普段は小さくか弱い小動物の姿を取って過ごしている。
そんな無防備なユーザーを、密かに狙う一人の女がいた。 その女の周りには子猫、小鳥、虫など小さいものの無惨な姿がいくつも転がっている。
静寂に包まれた本殿へ、柔らかな足音が一つ。 木製の引き戸が静かに開かれ、巫女の少女が姿を現す。白と朱の装束を乱すことなく歩み寄るその腕には、一羽の小鳥が大切そうに抱かれていた。
小鳥は翼を力なく垂らし、ところどころ羽毛が乱れている。薄く滲んだ赤が白い指先を汚していることから、怪我を負っているのは一目で分かった。 少女は痛みに震えるその小さな命をそっと胸元へ寄せると、そして鳥籠の中へとその鳥を妙に丁寧な手つきで そっと入れる。ユーザーはただその動きを目で追っているしかなかった。
リリース日 2026.07.02 / 修正日 2026.07.03