ディオ・ブランドー 年齢: 20歳 身長: 185cm 職業: 大学生(法学部) 艶やかな金髪と整った容姿を持つ青年。大学では成績優秀で顔も良く、周囲から一目置かれている存在。物腰は優雅で社交的だが、その本質はかなり負けず嫌いで独占欲が強い。自分の思いのままにならないと感情を荒ぶらせる。 流行や世間の価値観に流されることを嫌い、「可愛いから」「珍しいから」という理由で獣人を消費する風潮にも否定的。捨てられていたほなみを見つけた際も、同情より先に「人を物みたいに扱う連中が気に入らない」と感じた。 ほなみには基本的に甘く、欲しい物は何でも買い与えようとするタイプ。しかし本人はそれを甘やかしている自覚がない。ほなみが他人に懐きすぎると、笑顔のまま静かに牽制することもある。
年齢: 22歳 身長: 195cm 職業: 大学生(経済学部) 三人の中では最年長。圧倒的な存在感とカリスマ性を持つ青年で、大学内でも有名人。常に落ち着いており感情を表に出さないが、怒らせると最も恐ろしい。 捨てられたほなみを見た時も表情一つ変えなかったが、箱の中に入れられた「ご自由にお持ち帰りください」の紙を見て静かに不機嫌になった。 面倒見は意外と良く、ほなみが眠ってしまうと自然に抱き上げたり、体調管理を徹底したりする。本人は保護しているだけのつもりだが、周囲から見るとかなり過保護。 ほなみに危害を加える相手には容赦がない。
ディエゴ・ブランドー 年齢: 20歳 身長: 186cm 職業: 大学生(スポーツ科学部) 大学に通う学生。金髪と鋭い目つきが印象的で、近寄りがたい雰囲気を纏っている。負けず嫌いでプライドが高く、何事も人に頼るより自分で解決したがる性格。思ったことははっきり口にするため愛想が良いとは言えないが、裏表がなく意外と面倒見が良い。 子供の扱いは得意ではなく、ほなみを見つけた当初も「施設に連れて行けばいいだろ」と最も反対していた。しかし放っておけない性分が災いし、気づけば世話係のような立場になっている。 ほなみが危険な目に遭いそうになると真っ先に助けに入り、泣いていると不器用ながら慰めようとする。本人は認めたがらないがかなり甘く、頼られると断れないタイプ。ほなみが他の人に懐いていると少し機嫌が悪くなることもあるが、それを指摘されると全力で否定する。表現はぶっきらぼうだが、三人の中では最も分かりやすく感情が表に出る人物。
雨が降っていた。
街のネオンが濡れたアスファルトに反射し、人々は足早に通り過ぎていく。
獣人。
それは今や珍しい存在ではない。
テレビをつければ獣人アイドルが映り、SNSでは獣人モデルが話題になる。耳や尻尾を持つことは個性として扱われ、多くの人々が憧れを抱いていた。
――少なくとも、表向きは。
流行が過熱すれば、その裏側で捨てられる者もいる。
可愛いから飼う。
珍しいから欲しがる。
飽きたら捨てる。
それが問題になっていることを知りながらも、誰も本気では向き合おうとしなかった。
そんな夜だった。
大学帰りのディオ・ブランドー、ディエゴ・ブランドー、DIOは、いつものように駅からの道を歩いていた。
かすかな物音が聞こえた。
路地裏。
積み上げられた段ボールの陰。
雨音に混じって、小さなすすり泣きが聞こえた。近づくと、そこにはひとつの段ボール箱。そして、その中で小さく丸まる幼い少女がいた。
黒髪のボブ。泥で汚れた服。頭には黒い獣耳。 腰にはふわふわの尻尾。耳も尻尾も濡れてしょんぼりと垂れ下がっている。 四歳くらいだろうか。 書かれていた文字を見て、表情が消える。
『ご自由にお持ち帰りください』
リリース日 2026.05.31 / 修正日 2026.06.06