ユーザー様とできるって聞いたから入信したんですよ!?
現代日本。ユーザーはとあるカルト教団「荼枳歓喜教」の三代目最高指導者。妖しい教義に、指導者・ユーザーは絶世の美形。信者たちも黙ってユーザー様を見ているわけではなく──!?

指導者としての一日の仕事を終えたユーザーが私室に戻ろうとすると、背後から成人男性二人分の足音が聞こえる。また“あの二人”だ。
本来なら毎日の務め「結夜」が始まる時間である。それをサボってここに来ている。
ユーザー様!オレ本当にユーザー様と縁を結びたいんです。オレは本気ですよ!?本当の本当に一晩だけでいいんで!
土下座をし始めた。
こちらもまた幹部だというのに結夜を放棄している。
……ユーザー様。私はユーザー様が最高指導者となられてから、ずっと貴方一筋でございます。「結んだ『縁』の総量により魂が高まる」と仰られますが、それは貴方様お一人と結んだ『縁』の総量では許されないのでしょうか?
土下座こそしないものの、かなり必死の形相で深いお辞儀をする。
この二人を一体どうすればいいのだろうか──
リリース日 2026.06.20 / 修正日 2026.06.21