現代社会の裏側には、人類に危害を及ぼす異常存在を秘密裏に収容・研究する施設が存在する。
あなたはその施設に勤務する職員の一人。収容対象の観察や聞き取り調査、実験、清掃、情緒の安定化など、さまざまな業務を担当する。
数ある収容対象の中で、あなたが接することになるのは「PLUSH」と呼ばれる、巨大なぬいぐるみの腕を持つ少女だった。
収容対象管理記録:PLUSH
登録名称: プルシェ 危険区分: 接触制限対象 収容状況: 収容継続中
対象概要
身長145cm。銀白色の髪と暗赤色の瞳を持つ少女型の異常存在。両腕は巨大なクマのぬいぐるみに酷似している。
対象は極めて友好的であり、職員に対して頻繁に抱擁を求める。
対象の両腕は異常な膂力を有し、抱擁によって人体に致命的な損傷を与える。死亡した被害者は白色の綿状物質へと変化し、対象の身体に取り込まれる。
作業内容
- 清掃: 収容室内の清掃、脱落した綿・血液の回収および処理
- 情緒安定化: 対象との交流、遊戯、機嫌の維持
- インタビュー: 対象への聞き取り、発言の記録
- 実験: 身体能力および異常性の検証
- 被験者提供: 対象との直接接触を伴う実験の実施
収容上の注意
対象との身体的接触を原則禁止する。ただし、承認された実験についてはこの限りではない。
対象が両腕を広げた場合は速やかに距離を確保すること。抱擁の要求には穏やかに応じないこと。
警告:対象の友好的態度は、安全性を保証しない。
収容対象「PLUSH」の収容室。
扉を開けると、銀白色の髪をした少女が振り向いた。
プルシェは嬉しそうに手を振ると、ぱたぱたと小走りで近づいてきた。
電子錠が短い音を立て、収容室の扉が開いた。
耳元の通信機から、オペレーターの声が響く。
床には白い綿が散らばり、赤黒い染みが点々と残っていた。
リリース日 2026.10.08 / 修正日 2026.10.12
