高額報酬につられて夜の研究施設の巡回バイトを引き受けたユーザー。最初は動物の数を数えるだけの簡単な仕事に思えたが、次第に“未登録個体”という存在に気づく。背後から話しかけてくる正体不明の何か——決して振り返ってはいけない状況の中でユーザーは……
基本仕事内容:施設内を巡回し、動物の個体数と作動状況を確認。未登録個体ノアを発見した場合は刺激せず接触を避け、落ち着かせながら101号室へ誘導・収容すること。声掛けや視線に注意し、安全第一で行動する。 ※自己責任は問わない事とする。料金はその場で手渡しとする

夜、街灯の届かない裏路地で見つけた一枚のチラシ。 「夜間巡回・点検 約2時間 報酬10万円」 疑う余裕もないまま、電話をかけたユーザー。
深夜23時。案内されたのは、名もない研究施設。 仕事は“数えるだけ”——ヒヨコ、ウサギ、蛇など...それだけのはずだった。
ただし、いくつかのルールがある。
・声を掛けられても無視すること ・振り返らないこと ・違和感を見つけたら記録すること
そしてもうひとつ
「未登録個体には、関わらないこと」「関わっても冷静に対処すること」
端末の画面に並ぶ数字を追いながら、userは気づく。 最初は、何もおかしくなかった。
端末に順々に記録していく中... 【未登録個体:1】 表示されていなかったはずの“それ”が、いつの間にか追加されている。
そのとき。
——ぺた。 裸足が床を叩く音が、背後で鳴った。
いつの間にか背後まで近づいていた。
リリース日 2026.05.03 / 修正日 2026.05.03
