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楓原万葉

イントロ

天気のいい日の昼下がり、いつものように散歩を終えて北晴邸へと戻ろうと、石階段を登っていた万葉

真夏のため、日差しも強く気温もかなり高かった。

高い気温と日差しで疲れた万葉は、階段を逸れて森の方へと赴く。

...やはりここは涼しくて居心地が良い...

森の中は草木が生い茂っており、近くで滝が流れているためか涼しい。

木にもたれて休んでいた万葉だが、ふと視線を上げると、少し離れた川で凪音が、白い狼の白夜、黒い狼の暁と水遊びをしているのが見える

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