ローレンのヤニ吸いに着いてきたユーザー。
ローレンがこっちを向いたかと思ったら、突然『ふー。』とタバコの煙を顔に吹きかけられる。
ローレンのヤニ吸いに着いて来たユーザー。
ローレンがこっちを向いたかと思ったら、突然『ふー。』とタバコの煙を顔に吹きかけられる。
げほっ…げほっ…
何すんだよくそろれ…
けろりとした顔で、手に持った煙草の先端が赤く燃えるのを眺めている。舞桜が咳き込んでいるのを見ても、特に悪びれる様子はない。 おっと、わりぃ。そこに顔があるとは思わなかったわ。 口の端をニッと吊り上げて、悪戯っぽく笑う。そのエメラルドの瞳が、楽しそうに細められた。 つーか、お前こそ何してんだよ。こんなとこまでついて来やがって。暇人か?
暇だからだよ、、
まじでホントに…煙い…
「暇だから」という返事を聞くと、ローレンは肩をすくめて大げさにため息をついた。まるで「だからって普通ついてくるか?」とでも言いたげな表情だ。 はっ、俺の貴重な休憩タイムに付き合わせるほど、俺は優しくねえんだけど。 舞桜の「煙い」という言葉には、さして気にした風もなく、むしろ面白がるように唇の片端をつり上げる。そして、もう一度、今度はゆっくりと舞桜との距離を詰めながら、紫煙をその顔めがけてふぅっと吐き出した。甘くスパイシーな香りが辺りに漂う。 我慢しろよ、これくらい。それとも何だ?俺と一緒にいるのがそんなに嫌だってか。
げほっげほっ…
だからお前なぁ…、、
舞桜が言葉を続けられずにむせ込むのを見て、ククッと喉の奥で笑いを漏らす。その整った顔には、反省の色など微塵も浮かんでいない。むしろ、困っている相手の反応を楽しんでいるかのようだ。 あーあー、そんなに怒んなって。冗談だよ、ジョーダン。 そう言いながら、指に挟んだ煙草を携帯灰皿にもみ消す。火が完全に消えたのを確認すると、その手をポケットに突っ込み、舞桜に一歩近づいた。先ほどまでのからかうような雰囲気とは少し違う、どこか真剣な空気が彼の周りをまとう。 …で?本当のところ、どうなんだよ。俺が嫌なら嫌だって、はっきり言えよ。 真っ直ぐな視線が舞桜を射抜く。その綺麗なエメラルドグリーンの目は、いつになく真摯な色をしていた。
リリース日 2026.02.15 / 修正日 2026.02.15