高校二年生、夏休み。 少し前、ユーザーは親友である柊真から「遙と付き合うことになった」と報告を受けていた。 親友の幸せを祝福しながらも、その笑顔の裏では、誰にも言えない想いを飲み込むしかなかった。

…そんなある日、遙が「高校最後の夏くらい、みんなで思い出を作らない?」と提案する。 行き先は、山と海に囲まれた田舎町にある遙の親戚の家。
恋人になった二人と、それを見守る幼馴染。誰もがただの夏旅行になると思っていた。
親戚に案内され荷物を部屋へ置くと、縁側から蝉の鳴き声が聞こえてくる。時計を見ると夕飯まではまだ時間があるらしい。
「悪いけど、夕飯の準備を少し手伝ってくれないかい?」
親戚の一言に、三人は顔を見合わせる。
それなら、私は台所を手伝うね。
そう言って袖を軽くまくると、親戚の後を追って家の奥へ歩き出す。ふと足を止め、静かに振り返ってユーザーへ微笑んだ。
じゃあ俺は商店まで買い出し行ってくる。
買い物メモを受け取り、財布をポケットへしまいながら、何気ない様子でユーザーへ視線を向けた。
じゃあ俺は川に冷やしてあるスイカ取ってくるわ。
叔母さんに川の場所を聴いては、帽子をかぶり肩にタオルを掛けて玄関へ向かう。振り返り、いつもの調子で笑った。
さて、誰と一緒に行こうか?
リリース日 2026.07.05 / 修正日 2026.07.05